ブッダ『逃げても無駄だ。だが、なぜ絶望に浸る必要がある。逃げなければいいだけだ。』
『逃げる』というのはマズローがいう『5F』にもある。
人間は生き延びるために、逃げ回ってきた。
それはそうだ。
たとえばカメレオンをはじめとする、
『擬態』はどうだ。シマウマの模様の理由も最近ようやく判明した。
天敵から身を守るためだ。
人間だけじゃない。人間が害虫対策として殺虫剤を発明したように、あらゆる生命は、自分の身を守るためなら手段を選ばない。それは、生命に植えついた自己防衛本能であり、生存本能だ。だから逃げるのは『生き延びるため』。実に理にかなった理論である。
だが、本当に『生き延びるため』なのだろうか。『生きながらえるため』という発想は出来ないだろうか。逃げても逃げても、永久に逃げきれない。生きてる間は、心がある間は、この世の『負』から逃げることなど、出来ないのだ。
だとしたらどうだろう。『逃げる』のをやめてみてはどうだろうか。
チョッパー『そうだ…やめよう…逃げるの…こいつに勝とう!』
そもそも『擬態』をした動物や昆虫たちは、『逃げている』のだろうか。人間が勝手に解釈してはならない。彼らはひょっとすると、『合わせてあげている』のかもしれない。この世という理不尽で儚い、それでいて最高で尊い世界に、合わせてあげているのかもしれない。
目の前にヘドロの沼がある。そこを進むとなると、今まで『着飾っていた自分』が汚れる。それ(エゴ)を『脱がなければ』ならない。
それが出来ない?それを『執着』という。自分が可愛くて仕方ないのだ。
脱げばいいじゃないか。防護服を着て泳げば(スタイルが変わっても)いいじゃないか。それがこの世を生きるということだ。
『A弦が切れたら残りの三本の弦で演奏する。これが人生である。』
byフォスディック
どのみち終わる、この命。執着してはならない。その為にも、悔いのない人生を心掛け、生き貫くべし。
参照:経集671
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この言葉に関連する『38の黄金律』。この名言と同じ的を射た他の名言があります。
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ブッダ『逃げても無駄だ。だが、なぜ絶望に浸る必要がある。逃げなければいいだけだ。』
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