Contents

うつ病予防・治療に役立つ『家具や部屋の最適化』

うつ病予防・治療に役立つことってなにがある?

色々ありますが、例えば家具屋部屋の最適化も有効です。なるべく低い家具で、低い場所でくつろげる空間を意識しましょう。

先生

固い椅子、しかも足が地面につかない、座るところが小さい、っていう家具があった場合、そこに長時間座るのは苦痛だよね!ということは家具の最適化も人間の心身に影響を与えるんだ!
更に詳しく知りたい人は、以下の記事を見るっす!

ハニワくん

本能的な部分にアプローチをかけていくことが有効

この記事は、

 

 

と併せて考えていきたい。やはり、自分の体から少しでも重荷を取ることが重要なテーマとなるわけだが、家具や部屋についてもそれを最適化することが出来る。

 

 

うつ病予防・治療に役立つ『照明と自然光の最適化』』でも書いた様に、人間の脳には、長い間この地球で、この環境で生きてきた経験が、刷り込まれている。崖のような高所で、落ちるのを心配して震える現象も、そうした過去の経験や刷り込まれたDNAがそうさせているという説もある。

 

自然光で落ち着き、寒くなるとよく食べて太りやすくなるのもそういうことが原因の一つだ。現代人にとって、下っ腹につく脂肪は邪魔で邪魔で仕方がないが、かつて、飢餓が当たり前にあった頃からすれば、この『貯蔵庫』は最高のシステムだ。お腹が空いたらこの脂肪を溶かして栄養とし、生き長らえるのである。

 

 

その様に考えていくと、やはり人間の心を落ち着かせる為には、このような本能的な部分にアプローチをかけていくことが有効であることが見えて来る。その照明の話も、上記リンク記事の、自然や、睡眠の話もそうだ。どれも、大自然の環境の力に逆らわず、むしろ従っていくことで平穏を取り戻す、というリズムが根底に流れているのである。

 

先生

本能的な部分へのアプローチというのは、他の動物や昆虫と同じように、野性的に考えるということ。食事、睡眠、運動を軸にして、テクノストレスとは無縁の生活を送るっていうことだね!人工の照明も、ある種のテクノストレスだからね!
人為的な一切のことから身を遠ざけるっす!

ハニワくん

先生

そう考えたら、仕事に学校もそうだし、煩わしい人間関係もそうだね!全部人為的であり、野性に生きる生命はもっと自由に生きているものもある!

なるべく低い家具で、低い場所でくつろげる空間を

では、家具や部屋はどのように最適化すればいいだろうか。それは、

 

なるべく低い家具で、低い場所でくつろげる空間。

 

作りを心掛けるのがいいとされている。つまり、金属製の無機質な人工物で家具を揃え、床はタイルで、地べたには座らない。こういう部屋は、人工的な部屋だ。自然にそういう環境はないのである。日本人であれば特に、畳の部屋でゴロゴロと寝転がるだけで、妙にリラックスするものだ。その様な環境が日本人の心には圧迫感がなく、落ち着いていられるのである。

 

 

私も、リラックスすることが目的だった中学時代などを思い出すと、常にそこにいたのは『寝転がっている自分』である。じゅうたんや畳の上で寝転がり、漫画を読んで、疲れたら眠る。硬い椅子の上ではそうしてリラックスをすることはできなかった。

 

そう考えると、なるべく家具や部屋の中を自然界に近づけて、無機質な空間にしないようにすることが有効になってくるのである。

 

よく、バリ風のデザインで、木で編まれたサマーベッドと、目の前に海と砂浜が広がっているようなリゾート地の写真を見ることがあるはずだ。青い空、清々しい風、温かい陽気に、ほどよいアルコール。あれを見た時、思わず本音としては、(いいなあ。リラックスできそうだなあ。)と考えるはずである。

 

大都会の喧騒の写真を見て、同じ感想は思いつかないだろう。自分の家をなるべく、自然界に近づけて最適化することがリラックスする為の秘訣だ。

 

 

金属製よりは木製や布製の方が良いし、観葉植物なんかがあってもいい。ピンクやヒョウ柄で揃えるよりは、青や緑の色の方がリラックス効果がある。

 

重荷を取る方法は様々あるが、こうした家具や部屋の最適化も、そのうちの一つだ。無理は禁物だが、取りれられる全ての要素を取り入れていきたい。

 

先生

家具を最適化するときに考えるべきなのは、『なるべく低い家具で、低い場所でくつろげる空間』っていうことだね!まあこれは生まれ育った国にもよると思うけど!海外の映画で、テーブルやベッドに平気で土足であがるシーンを見ると、意味不明だもんね!
日本人からすると、『そこに土がついたらどうするんだ』って感覚があるっすもんね!

ハニワくん

先生

完全に考え方が違うから、どんなシーンでリラックスするのかも、日本と海外では違うだろうね!