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『7つの贈り物』 レビュー(感想)と考察

『7つの贈り物』

ポスター画像出典:『ソニーピクチャーズ

年間735本の映画鑑賞の経験があり、コロナ前には13年間連続で毎週映画館で映画を鑑賞!3000本以上の映画を観た映画好きが、映画の紹介をさせていただきます!

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※検索したら『年間700本』という人が一番っぽかったから、皆様に映画への熱意をお伝えするためにとりあえずその人以上の数字を出しただけです・・

 

『レビュー(感想)と考察』

全体的に暗い雰囲気が流れるが、それはただ主人公が『死』と向き合うからであり、そこで観るのを諦めない方がいい。人間は普通、向き合いたくない現実から目を反らして生きているもので、排泄物や死体の処理、あるいは世界との外交や政治等において、『考えるのが面倒』あるいは『見たくない』『分からない』等の理由から、他者に権限移譲をし、『楽・得・安全』に依存している。

 

だが、映画を真剣に観ることくらいはできるはずだ。そう考えれば、雰囲気がどんなに暗くても受け入れることができる。とりわけ、このケースの場合は内省にもつながる。

 

『自分の場合ならどうするか』

 

として、自分と向き合うことができる。もし想像を絶するほどの苦痛と捉え、絶対に避けたいなら、それがそのまま『心のブレーキ』となる。そのおかげでその後自分は、『こういう事故』を起こさないように気を引き締めるようになる。ちょうど、免許センターで交通事故のVTRを観るのと同じだ。それだけで観る価値が生まれる。

 

またこの映画は、映像だけで全容をすぐに理解できない人もいるので、『謎解き』のような形で観る楽しみ方もある。最後まで観て、その意味を理解した時、包まれた暗い雰囲気は晴れ、生きる喜びを実感しているだろう。

 

『この映画のジャンル』

 

 

『その他映画コンテンツ』