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北野武『あの事故を境にして、生きていることに、あまり興味がなくなった。』

名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!

偉人

ふむ…。

運営者

考察

『スポーツ新聞に「たけし、再起不能か?」なんて書かれた、あの原付バイクの事故からもう12年の歳月が過ぎている。あの事故を境にして、生きていることに、あまり興味がなくなった。あの事故でわかったことは、運命なんてものは、自分でどうにか動かせるものじゃないということ。どんな運命が待っていようと、それをそのまま受け入れるしかない。』

 

人は、人の手が到底及ばない甚大な力を前にして、初めて、自分が無知で無力な存在だということを思い知る。北野武も、若かりし頃に死について考えていたし、若手の頃は辛い仕事も多かった。しかし、努力と才能で、成功を掴んだ。だが、不慮の事故は起きたのだ。そんな人間が、人生に対して思う感想はどういうものだろうか。おそらく北野武は、『生きていることに興味がなくなった』のではない。『人生に執着することは愚かな判断だ』と悟ったのである。

 

ブッダを師とする、

 

瀬戸内寂聴も、

 

と言い、キリストもこう言った。

 

思い通りに行かず苦しんでいたら、想像以上に思い通りに行って喜び、それもつかの間、想像すらしなかった不可避の不幸に見舞われた。だが、最初からそうなっているのだ。それが、この人生なのである。重要なのは、その流動する人生を、どう生きるかだけだ。

 

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

 

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松永安左エ門『人事というものは尽きるところがない。中途半端で投げ出して、我は人事を尽せりという人の了見がわからぬ。死ぬまで事は片づかぬ。』 ゴーリキー『明日、何をなすべきかわからぬ人は不幸である。』 正岡子規『良句もできるが、駄句もできる。しかし、できた駄句は捨てずに書きとめておかねばならない。自分のつくった句を粗末にして書きとめておかぬひとは、とてものこと、一流の作者にはなれない。』

 

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