ポスター画像出典:『映画.com』
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『エージェント:ライアン』(原題: Jack Ryan: Shadow Recruit)は、トム・クランシーが創造したキャラクターであるジャック・ライアンを主人公としたケネス・ブラナー監督による2014年のアメリカ合衆国のアクション・スリラー映画。
監督 | ケネス・ブラナー |
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脚本 | アダム・コーザッド デヴィッド・コープ |
原作 | キャラクター創造 トム・クランシー |
製作 | ロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラ メイス・ニューフェルド デヴィッド・バロン マーク・ヴァーラディアン |
製作総指揮 | ダナ・ゴールドバーグ トミー・ハーパー |
出演者 | クリス・パイン ケビン・コスナー ケネス・ブラナー キーラ・ナイトレイ |
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アフガニスタンで戦った海兵隊のジャック・ライアンは、ヘリコプターが撃墜されて脊椎を損傷する。大けがをしてしまっては、もう兵士としてはだめだ。少し憂鬱気味に治療をする中、一人の女性と出会い、少しずつ人生に光が差し込むようになる。だが、そこで出会ったのは彼女だけではなかった。一人の男がこちらをじっと見ている。一体彼は誰だろうか。
これを初めて映画館で観た時は、なぜか私の父親が死んだことを受け入れることができた。私の父親は私が17歳の時に肝臓がんで死んだのだが、若かったせいもあったのか、私があまりにも波乱に満ちた人生を生きていたせいもあったのか、よく夢を見た。その夢では、父親は長期出張しているとか、単身赴任だとか、あるいは離婚していないという、妙にリアルな設定のものだった。
だからなのか、私は心のどこかでまだ父親が生きていると信じているところがあった。いや、実際にはそういう妙な現実逃避っぽいことをしていたつもりはないのだが、心底の話だ。受け入れ切れていなかったのかもしれない。だが、この映画を映画館で観た時、なぜか急に
あっ、父親は死んだんだ
と受け入れることができた。今回久しぶりにその理由をもう一度確認しようと見たのだが、最後まで観ても、一体この映画の何が私にそうさせたのかを知ることはできなかった。これは完全なる個人的な余談である。
さて本題だが、実はこの映画が『ジャックライアンシリーズ』の最新版であるということは知らなかった。というか、映画館で観た時はまだジャックライアンが何なのかも知らなかった。以下を見てみよう。
この映画に登場する主人公のCIAの男こそが、ジャックライアンなのである。そして私が個人的に面白かったのは、PSやPCで人気だった『レインボーシックスシージ』というゲームの生みの親も、この原作の生みの親であるトムクランシーという人物だったということだ。色々な映画と、私にとって妙な思い出があるこの映画とが繋がって、何だか興味深かった。
だが、この映画自体の評価は低いらしい。クリスパインはこのほかにも、
などいくつかの映画に出ているが、これらすべてがヒットとは言えず、『ワンダーウーマン』でようやく『相手役』という主人公の脇を固める人間の役として、影響力を持つ。私自身は別にそこまでクソ映画という印象は持たないのだが、やはり作品に恵まれなかったのか運が悪いのか、彼は一流タレントとは言えない印象がついてしまったようだ。だが、まだまだこれから。諦めずに常に活躍し続けているので、今後巻き返す可能性は十二分にある。
この作品自体も別につまらなくはなかった。ジャックライアンの過去という事実を知らなくてもスリルを味わえる、見応えのある映画だったと言える。
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