フランシス・ベーコン『復讐する時、人間はその仇敵と同列である。しかし、許す時、彼は仇敵よりも上にある。』

名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう！

考察

昔、『敵討ち』が許されていた時代があった。『敵討ちと認められなければ殺人である』というぐらいだったのだ。つまり、敵討ちであれば認められていたのだ。不倫しただけで斬り殺されたり、市中を引きずり回されることもあった。不倫、仇討、敵討ち。

確かに、この背景にある人間の心情を察すると、いささか容易にはそれを理解したつもりの発言をすることは出来ない。事実、過去にはそれが認められていた時代があるのだ。しかしベーコンの言葉が胸に沁みる人間も多いはずだ。

ブッダもこう言っている。

人間が最後に辿り着くのは『愛』だ。愛とは没我であり、許すことである。

だが今回はあえて、更にこの話を深く追及してみたい。それが結果的に、この言葉の意味を深く理解することに繋がるからだ。何をするかというと、

• 『我が妻を殺した者を…!!!なぜブチ殺してはならんのか!!!わしには到底わからんのじゃもん!!!!』
• 『私は自衛のための暴力を、暴力とは呼ばない。知性と呼ぶ。』

この記事を見るのである。

関連する『黄金律』

『愛があれば全ては解決する。』

同じ人物の名言一覧

フランシス・ベーコンの名言・格言一覧