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ウソップ『勝って!!!みんなで一緒に帰るぞルフィ!!!』ルフィ『当たり前だ!!!』

リーダーは”根暗”ではダメだ。 “根明(ネアカ)”でなければならない。部下や仲間は、リーダーにしっかりしてもらいたいと願っている。リーダーはそれに応える責任がある。部下や仲間は、リーダーに甘えている。依存している、寄り添いたいと思っている、つまり、頼っているのだ。だからリーダーと考え方が一致しないと、気持ちが揺らいで不安になる。

 

真の仲間と言われる間柄では、それぐらい一心同体に考えている。リーダーと気持ちが一つで、考えが同じで、リーダーが気丈にふるまうだけで、部下や仲間は燃えてくる。やれる気がする。最後まで闘おうって、思える。リーダーが手の届かないところを補おうって、誓える。リーダーも、その”責任”をエネルギーに変えて、莫大な底力を振り絞ることができる。自分にしか出来ない大仕事をこなそうって、決意できる。それぞれに託された責任の中で、そうして相互の力が最大限に発揮されるのが、理想の信頼関係である。

 

『取締役になれる人 部課長で終わる人』にはこうある。

セコム創業者の飯田亮も『これはリーダーとしての最低条件だが』と前置きして、『意志の強さを源泉とするエネルギーのある人が望ましい。アグレッシブにチャレンジすることが大事で、そのためには失敗することがあっても構わない』という。また、富士ゼロックス会長の小林陽太郎は、『部下というのは魅力を感じない上司のもとでは、決して実力を発揮しない。上には頼られ、下を人間的魅力で引っ張る人物こそ、期待すべきリーダー像だ。』と語る。

 

人が集まってつくられた企業組織を動かすということは、イコール『人を動かすこと』といって差し支えない。その『人』の力をいかに引き出すか、これで経営者の仕事は90%決まってしまう。そのときリーダーである人物に、人間としての魅力があるかないかで、天と地ほどの差が生まれてしまうのである。

 

またリーダーは、『ネアカでなければ務まらない』。ソニー創業者の一人、故盛田昭夫は、『まずネアカであること』と答えている。西武グループの元オーナー、堤義明もテレビのインタビューで『性格が明るくないと出世しない』と言って、次のような話をしている。『どこかの会社の役員達と、宴会などで一緒に座を囲むとします。10年くらいたってみると、かつてたくさん食べ、騒いだメンバーが出世しているんです。やっぱり、食の細いションボリとしたネクラな人は伸びていません』なぜ『ネアカ』という性格がリーダーの条件として重視されるのだろうか。

 

まず第一にネアカは人間は人に好かれるからである。盛田がネアカを望んだのも、『性格が明るければ、たくさんの人を巻き込み仕事が出来る。一種のカリスマ性がある証拠だから』という理由だった。一般的に考えても、明るくざっくばらんということは、気難しく暗い顔をした上司より良いことばかりである。部下はリラックスして仕事に集中できるし、のびのびチャレンジしようという気持ちにもなりやすい。

 

この『思いっきり仕事ができる』ということほど、ビジネスマンにとって幸せなことはない。そして『いい仕事をさせてくれた』上司に人望が集まらないはずがない。もし上司の威厳というのが『厳しい顔をすることから生まれる』と思っているようなら、それは大きな勘違いである。アサヒビールの会長、樋口廣太郎は、『職場を明るい雰囲気にすることは、組織人として大事な資質だ』と述べている。

 

お互いに頼られ、お互いに鼓舞され、底に溜まった力を一滴残らず出し絞ることのできる、それを引き出す事の出来る最高の仲間。そういう仲間に出会いたかったら、まず、自分が仲間であるべく人に、命を預けるのだ。そうすれば必ず、その想いは連鎖する。しないのであれば、それは本気で命を預けていないか、詐欺師か何かの軽薄な類の人間を仲間だと見誤った、自分の見る目に問題があるのだろう。

 

『ここが地獄じゃあるめぇし!!!お前が死にそうな顔すんなよ!!!心配させんじゃねぇよチキショ──!!!勝って!!!みんなで一緒に帰るぞルフィ!!!』

 

『当たり前だ!!!』

 

 

Vアニメ「ワンピース」15周年記念!15の名場面で綴る感涙PV

※画像は以下の参考文献から引用しています。

 

一言

この記事は2009年に書いたものです。とても未熟な時期に書いたものなので、いずれまた修正いたします。またこの記事は運営者のワンピースに対するリスペクトの想いから書いていますが、もしこの画像の著作権が問題になる場合は、画像をすぐに削除いたします。