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入れ歯は口臭の原因?バネと床の部分は清潔に!手入れの方法とは

入れ歯は口臭の原因?

はい。

とくにバネやピンク色をした床(しょう)と呼ばれる部分に、歯垢や細菌が染み込みやすい特徴があります。それらはニオイの原因ですので、常に清潔に保つことが求められます。

先生

毎日ちゃんと入れ歯を手入れしている人は問題ないね!純正の歯と違って取り外せるのはメンテナンスにとって利点だね!
更に詳しく知りたい人は、以下の記事を見るっす!

ハニワくん

入れ歯と口臭

入れ歯もケアを怠れば口臭の原因となります。歯と同じように丁寧にケアをし、常に清潔を保つことが求められます。

 

バネと床がニオイの原因になる

『お口のさわやかエチケット』(三省堂)にはこうあります。

入れ歯のバネと床の部分は清潔に

 

入れ歯の表面にも歯垢はつきますが、装着するバネの部分にもつきやすく、それが口臭の元となります。また、ピンク色をした床(しょう)と呼ばれる部分は、粘膜とよくなじむように水性に富んだ材質で作られています。吸水性に富んでいますので、唾液とともに細菌も染み込みます。床の部分はいつもよく洗い、清潔にしておく必要があります。

 

特に、バネの部分と床の部分は念入りに手入れをしましょう。入れ歯専用の洗浄液などを利用して、まめに洗浄したいものです。

 

入れ歯の洗い方は下記の動画を見ていただいた方がご理解が早いでしょう。歯科医が丁寧に教えてくれています。

 

入れ歯の洗い方


 

ポイントは以下の通りですね。

 

入れ歯洗浄のポイント

  • 力を入れすぎるとバネが曲がる可能性がある
  • 事前に入れ歯が水に浸るか確認する
  • 洗浄剤は必ず未開封のものを使う
  • 入れ歯が完全に水に浸っているのを確認してから洗浄剤を入れる
  • もし就寝時に入れ歯の装着を指示された場合は、30分洗浄した後装着し、就寝する
  • 乾燥させると入れ歯は変形する
  • 変形の場合は再度作成が必要となる
  • 使用後のブラシはよく洗い、乾燥させて維持する
  • 義歯ブラシの交換目安は一か月程度

 

入れ歯は歯と違って取り外せますからね。自分の目でしっかりと汚れ部分を見ることができますから、通常の歯磨きよりも丁寧に洗うことができるのがメリットです。

 

先生

正直、入れ歯は嫌かもしれないけど、プラークコントロールということで言えば、入れ歯みたいに取り外せる方が圧倒的に便利だからね!
たしかに!

ハニワくん

レジン床に増殖しやすいカンジダ菌で肺炎になる

『しっかり噛める笑顔が映える 快適!総入れ歯―総入れ歯専門医が教えるあなたにピッタリ合う入れ歯の作り方』にはこうあります。

毎日の手入れを忘れずに入れ歯を清潔に保つ

 

(省略)なぜ唾液が肺炎の原因になるかというと、不潔な口の中で増殖した病原菌が唾液の中に混ざりこんでいるからです。とくに入れ歯と口腔粘膜の間に食物のカスがたまったままにしておくと、それを培地として病原菌が大量に増殖します。

 

レジン床にとくに増殖しやすいカンジダ菌は真菌で、抗生物質も効きにくいのが特徴です。そのため、増殖させないように毎日の手入れをしっかりしてください。

 

 

レジン床とは先ほどのあのピンク色の床のことですが、ここにはカンジダ菌が増殖しやすく、それが誤嚥性肺炎等の肺炎を引き起こすため、入れ歯の手入れが必要だと言われています。本では、

 

  • 食後出来るだけ入れ歯を外す
  • 水と歯ブラシを使ってしっかり洗う
  • 就寝前は清掃してから、外して寝る

 

というポイントを押さえて管理をするよう推奨しています。就寝前に外してから寝る理由は、寝ている間にレジン床に付着した病原菌が唾液と混じって、少しずつ気管に入って肺炎の原因にならないようにするためですね。

 

ちなみに、入れ歯には熱湯消毒はNGですから、必ず水を使うようにしましょう。それは入れ歯を作る際に必ず言われることですね。この義歯床のレジンが熱によって変形を起こして、合わなくなるからですね。

 

先生

熱湯はだめだけど、それだけの問題だからね!メンテナンスは圧倒的にしやすいでしょ!
たしかに!

ハニワくん

『合わない入れ歯』が口臭の原因?

この『合わなくなる』ことについてですが、もし忘れてしまってお湯で入れ歯を洗浄したり、その他の理由で入れ歯が変形してしまい、あるいはその他の理由で入れ歯がかみ合わないことがあれば、それが口臭の原因となることがあるので注意が必要です。

 

『しっかり噛める笑顔が映える 快適!総入れ歯―総入れ歯専門医が教えるあなたにピッタリ合う入れ歯の作り方』にはこうあります。

『唾液が出なくて口の中が渇く入れ歯』で悩んでいませんか?

 

(省略)ところが、口蓋や歯茎にかぶせる義歯床が大きすぎる入れ歯は、唾液腺を必要以上にふさいでしまうために、しだいに唾液の分泌量が減ってきます。舌の動きが悪くなることも、唾液の分泌量の減少を招きます。また、合わない入れ歯、噛むと痛い入れ歯の場合は、十分に噛まずに丸呑みしてしまうことが多いために、唾液の分泌は減ってしまいます。噛むことによって脳へ刺激が伝わり、唾液の分泌が促進されるからです。

 

つまり『合わない入れ歯』をすることによって、

 

  • 唾液腺を必要以上にふさいでしまう
  • 十分に噛まずに丸呑みしてしまうことが多くなる

 

ことが増えてしまい、それが原因で唾液の分泌量が減り、口臭の原因となるのです。

 

 

ですから入れ歯はしっかりかみ合わせが合うように注意し、またその管理の際にも十分注意が必要です。

 

先生

でもこれも、しっかり歯医者でそのかみ合わせテストは行うからね!ちなみに熱湯で変形したら作り直しだよ!
うーむ、なるほど!

ハニワくん

噛み応えのある食物を避けてはならない

食材をしっかりと噛んで食べることはとても重要です。『体の不調は「唾液」を増やして解消する』には唾液が減っている理由としてこう書いています。

軟らか食が増えた

 

噛まなくても食べられてしまう食材が増えたということが、一番の原因でしょう。昔の食事は未精製の食べ物が多く、よく噛まないと食べられませんでした。食べる時間はかかりましたが、唾液の恩恵も十分受けることができました。今は、軟らか食が増え、時間をかけなくてもおいしいものが食べられてしまいます。食事に時間をかけなくても、お腹は満足できるようになったのですが、そのことが唾液の恩恵を受けられない一番の原因となっています。

 

噛み応えのある食物を食べることによって、

 

  • 口周りの筋肉の強化
  • 唾液の分泌を促す

 

という目的が達成され、それが口臭対策となるのです。ですから入れ歯をしていてもそれを意識して、食材をしっかりと噛むことが必要になります。ただ、入れ歯の場合は注意が必要です。『しっかり噛める笑顔が映える 快適!総入れ歯―総入れ歯専門医が教えるあなたにピッタリ合う入れ歯の作り方』にはこうあります。

できるだけ、一口サイズに切ってから口に入れる

 

入れ歯の前歯で噛み切らなくてもよいようにするためです。前歯に力が入ると、どうしても義歯床の後方が上がるように力が働いてしまいます。その結果、前方の歯槽骨が吸収し、はずれやすくなりがちです。前歯に強く力を入れて髪切ることは避けましょう。

 

ポイントをまとめると、

 

  1. できるだけ、一口サイズに切ってから口に入れる
  2. 繊維の多い野菜や、硬い肉などは隠し包丁を入れる
  3. ある程度の噛み応え、歯ごたえを残す
  4. 見た目をきれいに盛り付ける
  5. 硬い肉はやわらかく、おいしく食べる工夫をする
  6. とろみのある食材を利用する
  7. 骨粗しょう症を予防するためにカルシウムとビタミンDを積極的にとる
  8. 色々なミネラルをバランスよくとる
  9. 便通を整えるために食物繊維をしっかりとる
  10. 薬と食べ物、飲み物の相互作用に注意する

 

ということになります。基本的に入れ歯は老人がつけるものなので、老人向けの対策が書いてありますね。ここで注目したいのは 『よく噛んで食べる』ことの重要性ですが、更に入れ歯の場合はそこに『入れ歯に注意しながら』というポイントが加わります。つまり、『入れ歯に注意、配慮しながらよく噛んで食べる』ことが求められるわけですね。

 

 

つまり、入れ歯であっても唾液力、口周りの筋肉のために、歯ごたえのある、噛み応えのある食物を食べることが推奨されます。おかゆや流動食等の軟らか食に依存することがないように注意しましょう。現代人の咀嚼回数は弥生時代の6分の1、食事時間は5分の1に激減しています。戦前と比べてもそれぞれは半分以下に減っています。

 

入れ歯であっても『入れ歯に注意、配慮しながらよく噛んで食べる』ことは忘れないようにしましょう。

 

先生

よく噛んで食べることは一生求められるからね!これはもう排泄や睡眠と一緒で、だとしたらそれを最適化して、前向きにとらえることが大事だね!
たしかに!

ハニワくん

 まとめ✔ 
  1. 入れ歯のバネと床がニオイの原因になる。
  2. 入れ歯は歯と違って取り外せるので、通常の歯磨きよりも丁寧に洗うことができるのがメリット。
  3. レジン床に増殖しやすいカンジダ菌で肺炎になる。
  4. 入れ歯には熱湯消毒はNG。
  5. 『合わない入れ歯』は十分に噛まずに丸呑みしがちになり、唾液の分泌が減り、口臭の原因になる。
  6. 入れ歯であっても唾液力、口周りの筋肉のために、歯ごたえのある、噛み応えのある食物を食べる。