トマス・カーライル『争いの場合、怒りを感ずるやいなや、我々は真理のためではなく怒りのために争う。』

名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!

ふむ…。

運営者

考察

つまり、怒り=真理ではないということだ。怒らなくてもいい、ということになる。怒りを、抑えることが出来るということになる。それが真理であり、怒りに身を任せるということは、在るべき姿ではないわけだ。仏教だろうがキリスト教だろうがイスラム教だろうが、全てに同じ教えがある。

 

ドストエフスキーは言った。

 

聖書における『ヘブライ人の手紙』には、『父が子供を叱るとき』について、こう書いてある。

『神が自分の聖性を子に与えようとしているのだ』

 

つまり人間には『聖性と魔性』の両面がある。

 

 

その内、父が子を叱った場所には『愛(聖性)』が宿り、『魔が刺した』人間には『罪(魔性)』が宿っていることになる。だとしたら、見えて来るのは『聖性を優位にし、魔性を劣位にする』ということで、 そこにあるのは、魔性と聖性の真剣勝負である。更に言えば、昨今一部の狂信者が世界騒がせているが、イスラム教における『ジ・ハード(聖戦)』とは、何も人を惨殺することを許可する、という凶悪な概念ではない。

 

『神の為に奮闘する』ことを意味し、つまり、その『神』というものは、しばしば『愛、真理』と『=』であると考えられるわけだが、例えば、『人に裏切られ、殺意を覚えた』というとき、そこに現れるのは間違いなく『魔性の疼き』であるわけだが、しかし、それを聖性の力で劣位にさせよう、という『闘い』こそが、この『ジ・ハード(聖戦)』なのである。

 

ということは、ここでいう『争い』は、『怒りに支配された争い』であり、『聖戦』ということにはならない。聖戦とは、その怒りという魔性を鎮めるために、聖性という側面で持って、戦う戦なのだ。

 

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

 

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カミュ『革命的精神はすべての人間の条件に反対する人間の抗議のうちにある。』 二宮金次郎『世人は蓮の花を愛して泥を嫌がり、大根を好んで下肥を嫌がる。私はこういう人を半人前という。』 アドリエンヌ・リッチ『ひとりの女性が真実を語るとき、彼女のまわりでより多くの真実が語られる可能性が生まれる。』

 

関連する『黄金律

『人間が戦うべき相手は外にはいない。「内」にいるのだ。』

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IQ

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