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大河の一滴

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■著者:五木寛之


彼よりも50歳若い私は、五木寛之という人物が、『五木ひろし』に似ているという印象しか持てないような、浅薄な人間であった。

 

しかも奇しくも、『五木ひろし』はこの五木寛之が命名したというのだから、思わず笑ってしまった。(黒木瞳も)

 

さて、さすが人生経験豊富な著者だ。彼の言うことは傾聴に値するではないか。

 

『人間が宇宙の主人面しはじめた』ということや、『人間を直視するところからブッダの人生が始まる』ということ、そして、

地獄『地獄は、場所ではない。それらが出来ない執着にまみれた醜い人間が生活する世界のことを、地獄という』ということは、まさにその通りだ。信仰に対して30年葛藤し続ける私が言うのだ。彼の言葉は、傾聴に値するのである。

 

そして、その『地獄』から抜け出すために、解放されるために、『真理』や『信仰』の力を借りる。宗教とは、そんな地獄に差す一片の光である。

 

その通りではないか。

 

読み応えのある本だった。本当に読んで良かった。想像力も深まった。平和ボケした私のような人間に、大きな感慨を与えた。だがもちろん、だからといって私が何らかの信仰を持つことは無い

 

ここまで来たら私も何かしらの、敬虔な信者なのかもしれない。こんな傲慢な私も所詮、『大河の一滴』なのだ。

 

 

 

 


[初読年齢 30歳]

著者:一瀬雄治 (Yuji Ichise)


大河の一滴

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