名言を自分のものにする

 

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金持ち父さんの子供はみんな天才

■著者:ロバート・キヨサキ


彼のシリーズを読んでいつも感じることを例えるなら、

 

性転換、

利き腕の矯正、

言葉が分からない海外への引っ越し、

教師・恩師・両親を正座させて説教、

 

これぐらい衝撃的な内容であり、大きなパラダイムシフトを求められる。今まで生きてきて『正しい』と教わった義務教育やしつけや常識を、覆さなければならないからである。

 

もちろん、最初からこういう教育を受けている人からしたら普通かもしれないが、まさに、自分の子供への教育をどうすべきなのかを、考えさせられるのである。

 

成績表ではなく、財務諸表を重視する銀行。それが何を意味するか。そして以前もPRESIDENTのアンケート結果を書いたが、

 

低学歴だけど高収入  79%

高学歴だけど低収入  21%

 

親は子供に、実のところこう望んでいるという現実。ファイナンシャルインテリジェンスの、圧倒的な実力と存在感を思い知ることになるが、それに私が絶対に付け加えたい話がある。

 

加山雄三の高祖父は、あの岩倉具視で、彼の血にはれっきとした皇族の血筋が入っているが、その名誉ある彼の家系では、『子孫に金を残すと不幸になる』という家訓があるらしい。

加山は不動産で失敗し、実に23億もの借金を作り、かつては夫婦で卵ごはんで過ごした日々もあった。だが、10年の年月をかけ、彼は見事にそれをすべて返済し、4歳にもなる今も尚、活動的に多くの人に勇気を与えている。

 

この真実を、どう捉えるかが人間としてなんたるかの分かれ道である。

 

金を残すのは三流、名(事業)を残すのは二流、人を残すのは一流。というが、お金、自分の人生、指導・教育・子孫へのバトンタッチ。どうやらこの3つのテーマは、想像を絶するほどの深遠さがあるようだ。

 

人間はこのように他の動物と比べて複雑だが、他の一切の生命で考えたら至極単純。

我々生命のの最大の使命は、子孫へ、"いのちをつなぐ"ということ。

より崇高な"いのちのつなぎ方"を考えるのは、地球の頂点に君臨する人間にとって、

ふさわしいテーマだと思う。

 

 

 


[初読年齢 28歳]

著者:一瀬雄治 (Yuji Ichise)


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