『ヒト』を最適化しよう。

目覚ましにスヌーズ機能は逆効果?目覚まし時計の賢い利用方法とは

目覚まし時計を使うべき?

寝起きをスッキリさせるために効果的なのは何?まさかタバコじゃないよね…

 

上記の記事にも書きましたが、目覚まし時計というのは基本的に使う必要はありません。

 

『自然な行動』を心がけよう

よく考えればわかりますが、昔は目覚まし時計はありませんよね。しかしそれで生活していたわけです。ですから目覚まし時計は生活の必需品ではないのです。

 

 

同じようにこの日本で考えられる常識として『満員電車に乗って出勤する』という行為がありますが、それも世界から見れば常識ではありません。このように、まず包括的な視野を持って、物事の根幹から考え直すことによって最善の解決策というものが見えてきます。

 

フランスの哲学者、ルソーは言いました。

 

ルソーが書いた著書『人間不平等起源論』の文中にはこうあります。

人間が一人でできる仕事(中略)に専念しているかぎり、人間の本性によって可能なかぎり自由で、健康で、善良で、幸福に生き、(中略)しかし、一人の人間がほかの人間の助けを必要とし、たった一人のために二人分の蓄えをもつことが有益だと気がつくとすぐに、平等は消え去り、私有が導入され、労働が必要となり、(中略)奴隷状態と悲惨とが芽ばえ、成長するのが見られたのであった

 

つまりルソーは、『人間は元々平等だったが、 その平等さを追い求めた結果、『不自然な不平等』が起きた』 と言います。それが『法律』、『政治』、『家族』、『勤労』といった『社会制度』であり、地位や名誉、そして財産による階級の差異、差別化なわけです。

 

また、ソクラテスは言いました。

 

その記事にも書きましたが、あるビジネス誌にはこう書いてありました。

『残業残業また残業。残業をしなければいけない風潮が会社に蔓延していて、残業をすると、会社で英雄になれると思い込む。そういう人が後を絶たない。だが、彼らは仕事をさぼってはならないという強迫観念に襲われ、人間が本当に重視するべき人生をさぼってしまっているのだ。』

 

ここまで考えれば見えてきますね。人は決して『朝目覚まし時計で強制的に起きて、満員電車で人ごみにもまれながら出社し、会社で上司の顔色をうかがって肩身の狭い思いをし、アフター5でやけ酒をして愚痴を言う』ために生きているのではないのです。こういう根本的な考え方が響く人はいます。こういう話を受け、

 

そうか。よし、じゃあ思い切って脱サラして、第二の人生を歩もう!

 

と奮起する人はいるのです。また独立するわけじゃなくても『自立』に今まで以上に目を向けるようになり、主体性が引きあがる人は大勢いるでしょう。それが冒頭の記事に書いた『注意睡眠』と『自己覚醒』という脳内の目覚まし時計を駆使するために必要なポテンシャルになります。

 

最高の目覚まし時計は『脳内』にある

『疲れが確実にとれる「眠り方」のコツ』にはこうあります。

脳内の目覚まし時計を活用しよう

(省略)明け方、睡眠ホルモンのメラトニンの分泌が減少するのと入れ替わりに、コルチゾールは起床する頃にかけて分泌量が増える。メラトニンは副交感神経を優位にし、コルチゾールは交感神経を刺激する働きがある。(中略)自己覚醒の脳内メカニズムは、科学的にはまだはっきりと改名されていないのだが、起きようと決めた時刻のおよそ1時間前から副腎皮質ホルモン(ACTH)の分泌が急激に増加することが実験で確かめられている。このACTHは、副腎皮質に働きかけてコルチゾールの分泌を促すホルモン。つまり、寝る前に起床時間を意識することによって、それが体内時計にインプットされ、予定の約1時間前から起きる準備を体にさせている、というわけだ。

 

つまりこういうことです。

 

STEP.1
快眠物質メラトニンが増えて副交感神経が優位になる
 
STEP.2
睡眠に入る
起きるときは交感神経が優位になる必要がある。
STEP.3
1時間前から副腎皮質ホルモン(ACTH)の分泌が急激に増加する
『注意睡眠』の働きによって。
STEP.4
ACTHが副腎皮質に働きかけてコルチゾールの分泌を促す
コルチゾールは交感神経を優位にする。
STEP.5
体が覚醒モードになり、起床する
『自己覚醒』できる。

 

つまり、

 

明日は○時に起きるぞ!

 

と強く念じて『注意睡眠』をすることによって、ACTHが急激に分泌され、そのおかげでコルチゾールが分泌され、そのおかげで交感神経が優位になり『自己覚醒』できるということですね。『最高の目覚まし時計』というのは、この『脳内の目覚まし時計』です。これを駆使することができれば、目覚まし時計は必要ないのです。また、目覚まし時計を使って強制的に起き、強制的に満員電車に乗り、強制的に会社のルールに従う、という一連の『社会人の常識』も、私には『非常識』のように見えます。ですから最低でも目覚まし時計を使うにあたって、『主体性』について一度立ち止まってじっくりと考えたいものです。

 

経験談

冒頭の記事にも書きましたが、

 

  • 私の例
  • 知人の例
  • 部下の例

 

があります。我々は皆、かつて目覚まし時計を使っていて、部下にいたっては現在進行中で使っている状態です。しかし、ある日目覚まし時計が壊れ、遅刻をしてしまったことで信頼を失くし、それ以来私の場合は、目覚まし時計に頼ることをやめました。ただその代わりに『脳内の目覚まし時計』を活用することができるようになり、同時に人生に対する主体性も磨かれるようになりました。

 

何があっても言い訳せず、自分の責任だと考えられるようになり、そのおかげで人生の至る場面でスムーズに物事が進むようになりました。知人の場合は会社の上司からシカトされるようになり、

 

このままじゃまずい…

 

と思い、そして主体性を身につけました。それ以来、人に言われる前に自分でやるようになり、遅刻はなくなりました。しかし、部下は違います。部下の場合は、いまだにその『主体性』が持てません。人生に対しても、仕事に対しても、自暴自棄になっています。彼は幼少のころに事故で兄を亡くしているということもあって、それをいつまでもいつまでも引きずり、言い訳にして、

 

自分は被害者だから主体的に何かをやる必要はない。ただ待っていればいい

 

という考え方で生きるようになってしまっているのです。そしてひどいのは、そのことについて私が再三再四、実に10年以上の時間をかけて本人に言い続け、諭し続けているのにも関わらず、その生活を改めることができないのです。

 

アイルランドの劇作家、バーナード・ショーは言いました。

人間の癖や習慣を変えるということは、容易ではないのです。彼はいつまで経っても『自立』に目を向けられず、何度も同じミスを繰り返し、遅刻も繰り返し、罰金を払い続けています。

 

 

このような背景もあって、私は目覚まし時計に依存することは推奨しません。何しろ、遅刻をしなくなった私が目覚まし時計を使っておらず、遅刻をする部下が目覚まし時計を使っているんですからね。このパラドクス(逆説)がある以上、私は淡々とこの事実を伝えることが誠意だと考えています。

 

米国の20代の約50%が自分のものにしている

『疲れをとるなら帰りの電車で寝るのをやめなさい』にはこうあります。

目覚まし時計を使わない『自己覚醒法』で起きる

(省略)日本学術振興会特別研究員の池田大樹さんに聞いた。『あらかじめ決めた時刻に、目覚まし時計などの外的手段に多様らず、自発的に目覚めることを自己覚醒といいます。意外かもしれませんが、例えば米国では20歳以上の約半数が、この自己覚醒を習慣にしているという報告があります。日本でも労働者を対象にした調査では、20代が7%、30代が18%、40代が27%、50代が37%と、年齢が上がるにつれて多くなることがわかっています。』

 

この、『年齢が上がるとともに自己覚醒が増える』ということを見ても、主体性=自立した大人の証拠、という事実が見えてきますね。したがって、世に良いエネルギーを広めるために存在するこのサイトで行うべきなのは、『目覚まし時計依存』の人の応援ではなく、『主体性のある人』になるための助言なのです。また、米国の20代の約50%が自己覚醒を自分のものにしているわけです。それに比べて日本人は7%ですよ。負けていられないと思いませんか。

 

先生

目覚まし時計は、睡眠のプロが作ったものではないから、万能ではないということだね!
なるへそ!

ハニワくん

 まとめ✔
  1. 目覚まし時計は生活の必需品ではない。
  2. 『注意睡眠』とは寝る前に起床時間を意識すること。
  3. 注意睡眠によって起床時間が体内時計にインプットされ、予定の約1時間前から起きる準備を体にさせる。
  4. この注意睡眠を使いこなせれば目覚まし時計は必要ない。
  5. 米国の20代の約50%が注意睡眠を自分のものにしている。
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