『ヒト』を最適化しよう。

子供をきちんと育てたい人が見る睡眠のポイントとは!?

子供ををきちんと育てたいなら

寝る子は育つ

 

『寝る子は育つ』と言いますが、寝るときに出る成長ホルモンのおかげで、子供はよく育ちます。ですから、その睡眠がままならないと、子はよく育ちません。

 

年齢・世代別に見る1日の平均睡眠総量

乳幼児 17~18時間
3~4歳 10~12時間
10歳前後 9~10時間
成人 7時間半
老年 8時間

 

上の表を見てもわかるように、子供であればあるほど睡眠時間が長くなっています。老年の睡眠時間が少し成人を上回るのは、『浅い睡眠が増える』ということであり、少し睡眠の質が違ってきます。したがって、やはり睡眠というものは年齢が若ければ若いほど熟眠感を得られるようになっているのです。

 

 

『お酒や薬に頼らない「必ず眠れる」技術』にはこうあります。

お年寄りの早起き、実はすっきりしていない

(省略)若い頃は睡眠中に成長ホルモンが分泌されるように、睡眠が成長に不可欠ですが、高齢者ではすでに成長が終わっているので、睡眠自体がさほど必要なくなるのです。

 

『高齢者ではすでに成長が終わっているので、睡眠自体がさほど必要なくなる』とありますね。これはやはり、睡眠と人の成長には非常に深い関係があることを意味しています。

 

老化によって睡眠はどう変わっていく?

 

『子どもを伸ばす「眠り」の力』にはこうあります。

眠りは生きることの根っこの部分

(省略)また、子供の成長と関係が深いホルモンであるメラトニンには、眠りを誘う働きがあり、朝起きてから14~15時間たつと分泌が始まります。つまり、夜になると出てくるホルモンですが、光の影響を受け、夜でも明るいと分泌されなくなります。成長ホルモンは寝入りの最初にやってくる深いノンレム睡眠のときに一番たくさん分泌されます。反対に、朝たくさん分泌されるホルモンにコルチコステロイドというものがあります。このホルモンは、ストレスに備えるホルモンで、これからの1日のさまざまなストレスに備えて朝たっぷり分泌されるのです。

 

ここで確認したいのは、

 

  • 成長ホルモンは寝入りの最初にやってくる深いノンレム睡眠のときに一番分泌される
  • 夜でも明るい環境だとメラトニンが分泌されずに眠れなくなる

 

ということです。つまり、子供をきちんと育てたいなら、

 

  • 朝の光を浴びる
  • 夜は無駄なライトを浴びさせずにしっかり眠らせる

 

ということが重要だということです。そしてそのためには、『規則正しい生活』が求められます。規則正しい生活を送っていれば、子供は朝起きるべき時間に起きて、寝るべき時間にぐっすりと眠ることができ、成長ホルモンを十分に分泌させることができ、すくすくと育つのです。

 

日本の子供は夜更かし世界一?

ここで重要なのが、次の内容です。『子どもを伸ばす「眠り」の力』にはこうあります。

日本の子供は夜更かし世界一!?

(省略)調査では、日本、韓国、インドネシア、アメリカ、フランス、エチオピアの6か国の主要都市に住む、1歳から2歳までの子供を持つお母さん、お父さんに子供の睡眠習慣について聞いています。その結果は左図(グラフ)のとおりで、夜更かしで短眠の国は韓国と日本でした。就寝時間を比べてみると、夜10時以降に寝ている子供は、東アジアの韓国と日本がきわだって多く、中には深夜1時台に寝ている子供たちもいます。驚いたことに、同じ先進国でもアメリカは、8時台に寝ている子供が最も多く、睡眠時間も11時間台に集中しており、日本や韓国に比べて1~2時間も長く寝ていたのです。

 

『規則正しい生活』と言っても、どこの国の、誰を基準にして考えるのかということでその内容は全く変わってきます。では、以下のグラフを見てみましょう。

 

(睡眠文化研究調査:2002年)

 

これは、各国の両親の睡眠時間です。つまりその『規則正しい生活』の話をするのはどこの国の誰なのか、ということでも、この話の内容は変わってきます。そしてその人が、

 

  • 日々の生活に忙しい人
  • 自然を意識して生きる人

 

とでもその内容は変わってきます。例えば『日々の生活に忙しい人』は自分が忙しいがゆえに、子供にもそのリズムの影響を与えている可能性があります。またあるいは、

 

  • テレビ
  • ゲーム
  • パソコン
  • スマホ

 

等の電子機器に対して寛容で、『それを避けて通るのは時代遅れ』という考え方もあるかもしれません。この『別に忙しく生きる必要もない人生』を、あえて忙しく生きているというアクティブな人は、そういう考え方を持っていることが多く見受けられます。

 

 

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