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睡眠中のいびきや無呼吸は危険?原因と対策は

いびきをかきやすいタイプ

では、どのようなタイプがいびきをかきやすいのでしょうか。本では以下の3つの例を挙げて説明しています。

 

  1. 肥満体の人。あるいは首が短く太い人
  2. 顎が小さく人。扁桃腺肥大の人。鼻が悪い人
  3. 高血圧、心臓病、糖尿病などの持病がある人

 

事例で挙げた大きないびきをかく友人は、まさに『首が太く短い』タイプでしたね。そして私は『鼻が悪い』というタイプに該当しがちです。アレルギーで鼻炎になったときはそういう状態になります。とにかくもし『ただの肥満』が原因でいびきをかいているということであれば、その肥満はただちにダイエットによって改善した方がいいですね。肥満自体が3の生活習慣病の原因になりますし、万病の元です。そうなるともはやいびきは単なる一つの危険な現象にすぎず、それ以外の問題の方が命を危険にさらすことになります。

 

なぜ命の危険があるのか

では、いびきや無呼吸症候群が『命の危険』であるということについて、さらに詳しく見てみましょう。

 

睡眠のリズム

まず見るべきなのは、人の睡眠のリズムです。

 

レム睡眠
脳は起きて身体が眠っている。浅い睡眠。Rapid Eye Movement。急速な眼球運動を伴う眠り。瞼の中で目がぎょろぎょろと動いていることから、REM睡眠と名付けられた。
ノンレム睡眠
脳も体も眠っている。深い睡眠。

人間の睡眠で一番深い眠りは、最初の90分のノンレム睡眠にあります。したがって、この時間の寝入りをどれだけスムーズに行えるかで、睡眠の質が変わってくるわけですね。睡眠は、レム睡眠とノンレム睡眠を繰り返して行われます。

 

STEP.1
90分かけてノンレム睡眠へ
(睡眠1時間半経過)
STEP.2
15分ほどレム睡眠状態になる
(睡眠1時間45分経過)
STEP.3
90分ほどノンレム睡眠になる(2回目)
(睡眠3時間15分経過)
STEP.4
15分ほどレム睡眠状態になる
(睡眠3時間30分経過)
STEP.5
90分ほどノンレム睡眠になる(3回目)
(睡眠5時間分経過)
STEP.6
15分ほどレム睡眠状態になる
(睡眠5時間15分経過)
STEP.7
90分ほどノンレム睡眠になる(4回目)
(睡眠6時間45分経過)
STEP.8
15分ほどレム睡眠状態になる
(睡眠7時間経過)

 

このように、『ノンレム睡眠』を『4回』ほど繰り返すと睡眠時間は『約7時間』になります。しかし、ベッドについてその瞬間に眠れる人はいませんから、ベッドに0時についた場合、『約7時間半』ほど経った、7時30分に起きられれば、十分な睡眠ができたことになります。このリズムが守られていればいいのですが、いびきや無呼吸症候群に悩む人は、レム睡眠にたどり着く前に息苦しく目が覚めてしまうことがあります。すると、深い睡眠に入れず慢性的な睡眠不足となり、日々の集中力が衰えるわけです。そういう人が、

 

  • 車等の乗り物の運転
  • 危険物の取扱

 

をした場合どうなるでしょうか。

 

睡眠不足が引き起こす重大事故

こういう時、常に挙げられる重大な事故の例として、

 

  • アラスカ沖タンカー座礁事故
  • スペースシャトル・チャレンジャー号事故
  • 東名阪自動車道玉突き追突事故
  • 山陽新幹線居眠り事故
  • スリーマイル島原子力発電所事故
  • チェルノブイリ原子力発電所事故

 

 

がありますが、これらはすべて『睡眠障害』が関係していると言われている事故です。例えばアラスカ沖タンカー座礁事故の場合はこうです。『不眠症の科学』にはこうあります。

事故当時に船を任されていた酸等航海士は、タンカーの操縦免許を持っていましたが、事故現場のプリンス・ウィリアム海峡を操船する資格はありませんでした。また、彼はひどい睡眠障害に悩まされていたので、そのことが集中力や判断力の低下をもたらし、点滅する警報信号に反応できなかったことが推測されています。

 

その他の事故も同じようなことが問題視されているのです。また、ここに挙げられていない小さな事故(といっても人が亡くなっている以上、事故に小さいも大きいもない)で言うならば、さらにその数は多くなるでしょう。観光バスの運転手が大勢を乗せた運転中、居眠りをして事故を起こしたこともありました。また先ほど『3.高血圧、心臓病、糖尿病などの持病がある人 』とありましたが、『「死」をまねく睡眠時無呼吸症候群』にはこうあります。

最も恐ろしいのは、大いびきが警告する脳や内臓の異常

(省略)体が酸欠状態になって起きてくることはまず循環器系、呼吸器家への悪影響が筆頭に挙げられるでしょう。大いびきを慢性的にかく人は、高血圧、心不全、不整脈、心筋梗塞などを育てていると言っても決して過言ではないのです。また、循環器系がおかされるということは脳への影響にも多大なものがあり、いつ脳梗塞、脳卒中への引き金になるかもわかりません。

 

大いびきを慢性的にかく人は、高血圧、心不全、不整脈、心筋梗塞などを育てている』と考えた場合、すでにそのような病気を抱える人は、非常にまずい状況です。それらの病気は『治す』べきなのに、『育ててしまう』わけですからね。これで、いびきや無呼吸症候群がどれだけ危険なことがということがわかりましたね。更に今後、睡眠時無呼吸症候群についての情報も詳しく掲載し、その問題性と対策について詳細をまとめていきます。

 

先生

一緒に寝ている人にとってもいびきは重大な問題だね!
たしかに!

ハニワくん

 まとめ✔
  1. 大いびきを慢性的にかく人は、高血圧、心不全、不整脈、心筋梗塞などを育てている』。

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