快眠に必要な室内環境がある
また快眠に必要な室内環境で言えば、例えば室内に、
- ホコリ
- 汚れた空気
- カビ
- 雑菌
- アレルゲンの粒子
などがあるとどうなるでしょうか。
空気清浄機を置く
『肥満外来の女医が教える熟睡して痩せる「3・3・7」睡眠ダイエット』にはこうあります。
寝室を片付ければぐっすり眠れる
(省略)その中で眠ろうとすれば、必然的に眠っている間、呼吸をするたびに汚れた空気を体内に取り込んでしまうことになります。ところがもともと私たちの体には、侵入してきた異物は外に出そうとする働きが備わっています。そうなると寝ている間も吸い込んでしまった汚れた空気を体外へ排出しようと体が反応して活動をはじめるので、自然と眠りが浅くなってしまうのです。
私はハウスダストアレルギーですが、そのせいで室内が乾燥していたり、ホコリが舞っているとくしゃみが止まらなくなり、睡眠どころではなくなります。あっという間にティッシュボックスの中身は空になり、ごみ箱もティッシュのごみでいっぱいになります。厳密に言うと後半はもうゴミ箱に入れることさえ面倒になるので、ゴミ箱周りにティッシュのごみの山がいっぱいになります。
同じように、『花粉症』などもそうです。ですから花粉症に悩まされる人は、外出先から帰宅した場合は必ず衣服や髪の毛等についた花粉をすべてきれいに掃除する必要があります。室内に空気清浄機を設備することは必須となるでしょう。先ほどの本では空気清浄機の選び方として、二つの目安があると言います。それが、
- CADRという国際的基準の表示の確認
- 英国アレルギー協会の認証マークの有無の確認
です。この2つの条件をクリアしたものは、機能的に優秀だと言えます。
しかし実際には、日本にそれをクリアした空気清浄機はあまりないといいます。CADRの値がどのくらいかを見て製品を選ぶことが推奨されていますが、下記のホームページでは、各メーカーの空気清浄機が一覧で見られるようになっています。
参考 AHAM CERTIFIEDCLEAN AIR DELIVERY RATE
加湿器を使わない
またこの本では、加湿器に関してもNGだと主張します。加湿器には水が使われますが、そのせいでカビや微生物などが繁殖するリスクが高くなるということです。その点を厳重にクリアしている自負があるならともかく、先ほどのアレルゲンの話で考えても、加湿器は睡眠環境を低下させることになります。
花を置かない
同じ理由で、花瓶の中にある水も注意が必要です。インテリアとして、
- 空気清浄機
- 加湿器
- 花(花瓶、観葉植物)
等を考える際は、このあたりの問題を考えて最適化することが必要です。もしどうしても部屋の保湿が必要だという場合は、『洗濯したばかりのタオルや衣類などを寝室に部屋干しする』ことで、自然な水蒸気が発生し、保湿効果を期待できると言いますので、一度試してみましょう。このようにして、
- 寝る前に過ごす寝室の明るさ
- 寝る際の明るさ
- その明るさを決める照明
- 部屋のインテリア
このあたりを最適化していけば、快眠に必要な明るさを作り上げることができます。
先生
ハニワくん
- 空気清浄機で快適な空気を作ることも快眠に欠かせない。
- 加湿器や花瓶の中にある水は、カビや微生物を繁殖させる原因となる。