今の環境よりも良い環境がある可能性がある
ただ、間違えてはいけないのは私の事例を忘れることです。私は今までずっと、30年ほどでしょうか、
- 掛け布団はある程度重いものがいい
- 毛布は肌に直にかけるもの
- 掛け布団は毛布を入れて最大で2枚まで
と思っていました。いや、『勘違い』していました。ですから、たとえ自分に慣れた布団の環境があっても、実はそれを最適化すればもっと理想の環境が作れるかもしれません。そこを見落とさないようにしましょう。ちなみに先ほどの追記で、
羽毛布団→綿布団→毛布
という布団の組み合わせ方法にたどり着いたことについて書きました。実は、先ほどから参考にしている『ふとんと眠りの本』には、
羽毛布団(0.8㎏入り)→羽毛布団(1.5㎏入り)→毛布(毛100%)
という組み合わせが、『室温5度前後』くらいの寒い時期の理想の布団の組み合わせだとして紹介しています。私の場合は間に綿の布団を入れているのですが、
軽い→中くらい→毛布
という重量的な意味では、まさに理想の組み合わせをしていたことになります。そして、羽毛布団をもう一つ使うか使わないかということだけが違いで、毛布を一番外側にすることも正解だったようですね。本によると昔毛布は『羽織るもの』だったといいます。あながち、『動物の毛皮のように』という発想は間違っていなかったかもしれません。
またたしかに、今書いているこの記事の部分は、あの追記のときから更に2週間が経っているのですが、朝起きたときに面白いくらい、布団が崩れていません。重い布団のときには必ず起きたら布団がぐちゃぐちゃになっていたのですが、恐らく、
うーん…重いよ…
等として、寝返りを苦しそうに打つということがなくなった証拠なのではないでしょうか。ただイラストではこうなっていますからね。
敷布団⇒毛布⇒羽毛布団
という方法も温かいかもしれません。
先生
ハニワくん
- たとえ自分に慣れた布団の環境があっても、実はそれを最適化すればもっと理想の環境が作れるかもしれない。
除湿・調湿シートも有効
また湿度対策ですが、『羊毛、羽毛』を軸に考えるのがいいことはわかったのですが、組み合わせとして以下のような『除湿・調湿シート』を使用するのも手です。
からっと寝 調湿シート シングル 90*180cm(1枚入)
東京西川 センサー付き吸湿パッド ドライウェルプラス シングル ブルー CNT9803401
そして夏には『冷却シーツ』のようなアイテムですね。正直、一番蒸れるのは先ほどの韓国の例のように『梅雨、夏』の時期が多く、その時期ではいくら布団が羊毛や羽毛でも、快適な環境は作れません。ハウスダストアレルギーのさすがの私でさえ、その時期にはエアコンを入れ、除湿、冷房をつけて部屋の空気を乾燥させますからね。ですからこのようなアイテムを駆使して環境を整えることは大事です。また、『疲れをとるなら帰りの電車で寝るのをやめなさい』では、『背中の温湿度調整』として、
- 段ボールを敷く
- シーグラスマット
- 冷感素材のシーツや敷きパッド
- イグサの寝ゴザ
- 竹シーツ
と紹介しています。最も安く済むのが段ボールですね。シーツの下に段ボールを敷くだけ。これで随分温湿度を調節できます。『被災地』など色々な状況がありますからね。状況次第は段ボールも役に立つでしょう。同じように、
シーグラスマット
冷感素材のシーツや敷きパッド
接触冷感ソフトクール(R)素材使用 ひんやり冷却シーツ セミダブルサイズ ブルー(1枚入)
イグサの寝ゴザ
竹シーツ
イケヒコ・コーポレーション 竹駒シーツ「快竹」 90×180cm
といったアイテムも、温湿度を調節するのに役立つでしょう。ただ『敷きパッド』は、表面は麻などの涼しい素材でできていても、中綿にポリエステル素材が使われているものがあり、それだとエアコンなしでは熱がこもりやすいので注意が必要です。
先生
ハニワくん
- 背中の温湿度調整にはシーグラスマットや除湿・調湿シートも有効。