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熟睡に必要な体温は?睡眠の質を上げる入浴法と、冷え性に効果的な湯たんぽの使い方

末端冷え性の人の睡眠対策

また、私のような末端冷え性の中には、『靴下を履かなければ寒くて眠れない』という人がいますが、それについては少し注意が必要です。

 

靴下を履いて寝てもいいの?

末端冷え性の中には、『靴下を履かなければ寒くて眠れない』という人がいますが、靴下をはいて眠るのはやめた方がいいと、『ホンマでっか!TV』で専門家が話していました。その時の内容は、『スタンフォード式最高の睡眠』の内容と同じでしたね。

靴下をはくと眠気が逃げる?

(省略)いずれにしろ手足などの末梢血管が収縮しており、熱放散が起こらない。だから靴下で足を温めて末梢血管を広げ、血行を良くするのは理にかなっている。

『靴下を履いて足を温める→靴下を脱いで熱放散し、深部体温を下げる→入眠』

このようなプロセスが理想だ。だが、冷え性で悩んでいて『靴下を履いても足は冷たいまま』と言う人は多い。なかなか寝付けず、結局は履いたまま入眠したり、『重ね履き』したりすると聞くが、靴下を履いたまま寝てしまうと、足からの熱放散が妨げられてしまう。

 

靴下にはそういうデメリットがあるんですね。つまり、深部体温を下げて入眠できるという中で、それができなくなるのです。

 

そもそも靴下には効果がない

そもそも末端冷え性の人ならわかりますが、『靴下を履いて足を温める』ことはできません。末端冷え性の人の足を温めようと思ったら、つまりそれは『冷えてる状態』からそうするわけですが、靴下を何枚重ね履きしても有効ではありません。それよりも足の指を揉んでマッサージしたり、ジョギングのような動きをしたり、ホッカイロを貼り付けたりしなければ温かくなりません。

 

 

外を歩くならこのタイプのカイロがとても有効です。足の指先にしか貼り付けないのですが、それで十分です。歩くたびに摩擦で温かくなりますから、2月の真冬でもむしろ低温やけどでもしそうなくらい温かくなります。実際に低温やけどをしたこともありませんし、真冬の外でも大丈夫ですね。東京のことなので、北海道などの地域でどこまで有効かはわかりませんが、結構効くはずですよ。

 

一番いいのはストレッチですかね。私は映画館によく行くのですが、真冬はさすがに足元が冷たくなります。映画鑑賞中はずっと足も動きませんから一層冷えも強くなります。そんなときはこのカイロで解決するのですが、この間、

 

その前にストレッチをしてみよう

 

と思って、靴下を脱いで映画を観ながら足の指先を揉んでマッサージしたのですが、そのおかげで血行がよくなり、結局カイロを使わずに済みました。その後も足がポカポカし、まるで運動や入浴後のような温かさが続きましたね。末端冷え性の人は『靴下を履く』というだけでは効果を得ることはできないのです。ですからこのように、マッサージをして温めた方が遥かに有効です。また、下記のようなレッグウォーマーは、テレビで専門家が推奨していた方法です。これなら足の裏からの熱放散を妨げることなく、足を温めることができます。

 

 

私も使いましたが、たしかに温かいですね。ただ、今は私は使っていません。なぜなら、別に寝るときは足は冷たくならないからです。もちろん、真冬で足をそのままにした状態で、デスクワークなどをしていたらすぐに足は冷えます。しかし私は先ほども言ったように、足湯や入浴を常に活用していますので、家では足はぽかぽかです。特に、寝る前に入浴をしなかったことはここ15年以上、下手したら20年はないので、寝る際に足が冷たかったことはほとんどありません。お風呂に入り、そのまま放置していればもちろん冷たくなりますが、そうなる前のちょうどいい段階で(深部体温がちょうど下がり始めた段階で)布団に入れば、手足の体温はそう劇的に下がることはなく、末端冷え性的な悩みで寝れないということにはならないのです。

 

電気毛布や湯たんぽの注意点

また、電気毛布や湯たんぽを使って温める方法もありますが、本ではこれらは『逆に温めすぎで、うつ熱現象が起こり、熱放散が起きなくなる』とあります。特に電気毛布や『こたつ』はやめたほうがいいでしょう。一晩中電気毛布をつけたまま寝たり、あるいはこたつの中で寝ていたりすると、熱の放出がうまくいかず、深部体温が下がりません。したがって、どうしても眠りが浅くなり、途中で目が覚めてしまうのです。

 

 

ただ、湯たんぽに関しては実は違う本では強く推奨しています。『免疫力を高める「副交感神経」健康法』にはこうあります。

少しずつ冷めていく温度変化が自律神経の睡眠リズムに合っている

さらには、この湯たんぽが時間とともに冷めていくところが重要です。湯たんぽを布団に入れて寝ると、その中で湯たんぽが空気の層を作って体温を上げて眠りやすくし、そして眠りについた後から湯たんぽのお湯が少しずつ冷めていきます。お湯が少しずつ冷めていく温度変化が『入眠とともの体温が上がって副交感神経が優位になり、眠っている間に段階的に体温が下がっていき、朝になると交感神経が優位になって眼が覚める』という自律神経の睡眠リズムに合っているのです。

 

先ほどの本でも、『温めすぎはよくないから途中で外すこと』と言っていましたが、そもそも湯たんぽは時間とともに冷めていくものですからね。そういう意味でも、湯たんぽは最強の体温めアイテムだと、自律神経の専門家は主張します。

 

 

そう考えると末端冷え性の人が夜寝る際に足が冷たくて眠れないという場合は、靴下を履くのではなく、

 

  1. レッグウォーマーを履く
  2. 入浴や足湯によって温める
  3. マッサージをして血行を良くする
  4. 湯たんぽを使う

 

等の行為が有効だと言えるでしょう。

 

先生

末端冷え性なら、靴下を3枚重ねて履いて、その下にオロナインを塗ったところで、凍傷を避けられない地域もあるからね!
うーむ、なるほど!

ハニワくん

 まとめ✔
  1. 靴下を履いて寝ると、深部体温を下げて入眠できるという中で、それができなくなる。
  2. 靴下よりもレッグウォーマーを履いて寝る方がいい。
  3. 電気毛布や『こたつ』で寝るのはNG。
  4. 自律神経の専門家は『湯たんぽは最強の体温めアイテム』だと言う。