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破壊神が人気なのは『ドラゴンボール』だけ?インド神話で最も人気がある神とは!?

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上記の記事で韓国神話、中国神話、日本神話について考えてきたが、今度はインドの神話である。インドというのは、

 

  1. デカン高原南部の異人種ドラビダ人
  2. 北方から侵略してきたアーリア人
  3. 彼らの混血
  4. インド人

 

このような様々な人が混じってできている国であり、その文化も複雑である。であるからしてここにある神話も、

 

  1. アーリア神話
  2. インド神話
  3. 南方神話
  4. メソポタミア神話
  5. その他の神話

 

という形で様々な神話が混じって、それらが複雑に絡み合い作られていく。

 

 

しかし、インドの神話は大きく分けて2つに分けられる。それが、

 

  1. ヴェーダ神話(アーリア系)
  2. ヒンズー教神話(ドラビダ系、インド系)

 

の2つである。ヴェーダというのは『知識、宗教的知識』という意味で、現在4種類のヴェーダが残っている。

 

アタルバヴェーダ 災いの免除などを願う呪術
リグヴェーダ 神々を祭祀の場に呼び込む請願
サマヴェーダ 祭祀の時、神々に捧げる
ヤジュルヴェーダ 祭祀の進行

 

ヴェーダ神話には数え切れないくらいの神々が存在するが、もっとも有名で重要な神は雷神『インドラ』である。

 

 

インドラの特徴はこうだ。

 

  1. 暴風の神マルトゥを率いて宇宙を支配する
  2. 永遠に死なない神の飲み物『ソーマ』を飲み知恵を養う
  3. 勇敢に悪魔を倒す

 

このような伝説を持つインドラは、アーリア人の圧倒的な神としてたたえられていた。しかしインドはアーリア人だけが生活しているわけではないので、ヒンズー教的な神話もここに介入してきて、インドラは『神々の一人』として数えられていく。

 

ヒンズー教神話の主な神は、以下の3神である。

 

ヒンズー教神話

創造の神 ブラマ
維持の神 ビシュヌ
破壊の神 シヴァ

 

なぜ神話に出てくる神は『3人組』が多いのか?

 

彼らは3つの様相をしているが、実際には1つの存在であり、キリスト教の『三位一体』と似た『三神一体』とされている。『ドラゴンボール』にも『破壊神ビルス』という相当な腕前のキャラクターが登場するが、

 

 

参考 破壊神ビルス東映アニメーション

 

一番人気なのは慈悲深い愛の化身でもある『ビシュヌ』である。このビシュヌは様々な異なる形で人間の前に登場する。その姿は亀、猪、ライオン等、多岐にわたり、実に22のパターンが存在するという。

 

なぜ昔の神は『動物』や『巨人』が多いのか?

 

また、下記の記事で『なぜ世界の終末は洪水が多いのか』について書いたが、ヒンズー教神話にも同じように洪水の話が存在している。

 

『ノアの箱舟』の正体がついにわかった!

 

STEP.1
魚の姿をしたビシュヌが登場
名を『マツヤ』と言う。
STEP.2
マヌという人間の始祖に忠告
大洪水が来ることを知らせる。
STEP.3
マヌだけが生き延びる

 

ヒンズー教神話では、仏教の始祖である『ブッダ(釈迦)』も、ビシュヌが変身した姿だということになっている。

 

 

インドでは神話を『スリムドゥバガバタム』と呼ぶがそのうち『バ(Bhā)』は『太陽』という意味。日本の天照大御神も『太陽神』の位置づけだが、どこの世界を見てもやはり太陽の存在は大きく、神話の世界にも大きな影響を与えているのがわかる。

 

MEMO
いわゆる『クリスマス』である12月25日は、イエス・キリストの降誕(誕生)を祝う祭である。だがこの12月25日は異教の『太陽の祭日』だったという説もある。それをキリストの誕生日にしたという説だ。

 

『世界の神話 神話の生成と各地の神話。神々と英雄の活躍』にはこうある。

インドの神話は物質万能の思想に染まった現代人に、人生とは何かを自問させる貴重な機会を提供してくれるだろう。

 

しかしこれが『北方から侵略してきたアーリア人』の影響と、ヒンズー教へと変わっていくと、『カースト制度』という最悪の負の連鎖が始まることで、その階級次第で好きな神が変わっていってしまう。『破壊神』を求める人間が増えてくるのだ。それは一体なぜか。それについては、ヒンズー教の記事に書こう。

 

 

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