名言を自分のものにする

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SとM-2


人間には、本能が植え付けられていて、その力が強大だということは、

皆、幾多の衝動に突き動かされてきた経験を持つはずだからわかるはずだ。


例えばマズローが提唱する5F、


・Fucking(性欲)

・Feeding(食欲) 

・Flocking(群れる)

・Fighting(攻撃,征服)

・Freeing(逃げる)



という本能は、原始時代にはなくてはならないものだった原動力だった。



その強い力が、今を生きる人間たちにも強い影響を与え続けているのだ。


つまり、意志(理性)を強く持たなければ、人間は本能に流されてしまう。

楽をすると、怠けてしまうと人間は、

本能のまま野性に生きる他の動物たちと変わらない存在になり、

地球のリーダーには値しない存在に誰もがなってしまう危険性を伴っているのだ。


当社ではその戒めとして、

『"M"に傾いているから、"S"を意識しろ』

と指示を出すことにしている。


当社の事業内容にも非常に関わりの強い『循環型社会』という概念があるが、


簡単に言えば、

『地球の資源を無駄遣いせず、リサイクルして資源を循環させ、地球を大事にできる社会』

ということである。


また、『食物連鎖』とは、

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生物群集内での『食べる・食べられる・分解する』という種間関係をあらわす概念である。

肉食動物が草食動物を食べ、草食動物は草や木の実を食べ、

草や木の実は土から栄養分をもらう。

動物の死骸や枯れた植物は、昆虫・カビ・微生物が食べて分解し、

やがて土に戻っていく。

そうやって、すべての生命、地球は、循環して成り立っているのだ。
人間も同じ。

人間は、一日に腎臓で実に200リットルもの水分を循環させて、

その体調をメンテナンスさせて生きている。

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一日に溜まった老廃物、疲労物質を体内から排泄し、新しい栄養素、水分を摂取し、

好循環させることが、健康体で生命を維持する最大の秘訣である。
その循環ができないとどうなるかというと、

例えば、呼吸と同時に発生する、あるいは疲労すると発生する『活性酸素』を放置しておくと、

体は『酸化』していく。
酸化するとどうなるかというのは、寿司を考えた時にわかりやすい。

『へいお待ち』とカウンターで出された直後の寿司は、

実に鮮度がよく、身が引き締まっていて美味しいが、

そのまま食べずに長い間放置し、酸素に触れさせる時間が長ければ長いほど、

魚も酸化していき、どんどん鮮度を落としていく。
これが『酸化』であり、人間もこの酸化を防がなければ、

シミ・ソバカス・しわといったあらゆる皮膚障害や、老化の原因につながってきてしまうのだ。

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そこで人間は、ビタミンEや、少し前に流行ったコエンザイムQ10といった、

抗酸化ビタミンを摂取し、

その活性酸素を除去していくことに積極的にならなければ ならないのだ。
ちなみに今私が採っているサプリメントに『アスタキサンチン』というものがあるが、

これはビタミンE、コエンザイムQ10を遥かに凌ぐ抗酸化作用をもたらせてくれるため、

もう愛用4して年以上経つ。
仕事はもちろん、比較的ハードな運動や趣味が多い私は、

積極的に蓄積された活性酸素を除去していく必要があるのである。



また、私がこよなくスパ、温泉を愛する理由には、

幼少期に行った銭湯の思い出が強いこともさることながら、

入浴、サウナ、その後の水分補給の老廃物排出が、

こういった『循環』の大きな手助けになることがわかっているからだ。



このように、人間は放っておけば、"M"に傾いたり、"酸化"に傾いたりして、

その価値をを失ったり、衰退させていく。


人が、人らしく、人として凛として生きていくためには、

こういった自然の摂理から目を背けてはならないのである。

 

 


by:一瀬雄治 (Yuji Ichise)
サルベージエンタープライズ株式会社代表取締役社長。
1983年、東京都生まれ。


SとM-2

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