名言を自分のものにする

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ジンザイ(人材、人罪、人財)


人材と一言で言うが、『ジンザイ』には、『人材』、『人罪』、『人財』とある。読んで字のごとく、『人罪』とは、不正を働く人間や、足を引っ張る人間、給料泥棒のような存在だ。

会社とは、10時間パソコンに向かい合っているから社員に給料を与えているのではない。10時間の間に、パソコンを使い、どれくらい会社に利益を上げたかということに報酬を支払っているのだ。

『人罪』になり下がることはもちろん、『人材』でも駄目だ。 “材料”と書く、『人材』では、パワーが足りない。せっかくの人生、自らを“材料”に落とし込める必要はないだろう。

つまり、『その他大勢の一人』、『触らぬ神に祟りなし』といった考え方を改め、 “あってもなくても変わらないような歯車”になり下がるなということだ。 “抜けたら会社が大変なことになる”という歯車として役目を果たす。これこそが『人財』である。

“財産”と書く『人財』。それは読んで字のごとく、会社の財産である。その財産になるためには、前述したように、『重要な歯車』としての役目を果たす、つまり、『重要な責任を負う』ということになるのだ。

会社は、『人材』を『人財』に育て、『人罪』を見切っていく。社員は、『人財』になるために、自分が何をやるべきか考え、努力、勝負する。これが、強い会社を作っていく、『ジンザイ』の考え方だ。

『自分は人材で十分』だと思う人は、自分の生まれた家族や、これから育てる家族が、皆同じ気持ちで、満たされるのかどうか、考えてみるといい。格好いいパパでいてほしくない子供など、いないと気付けば、努力できるだろう。

 

 


by:一瀬雄治 (Yuji Ichise)
サルベージエンタープライズ株式会社代表取締役社長。
1983年、東京都生まれ。


ジンザイ(人材、人罪、人財)

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