『……ごめんなさい……海賊に手を貸し 捕らえられる海賊を見逃して来ました 海兵として恥ずべき事だと思っています』
『何で謝る…それがお前の正義だったんじゃねぇのか？』
『違います ”そうする事しか”できなかっただけです私には選べる正義がありませんでした』
この場合、たしぎは、何が本当の”正義”で、何が本当の”悪”なのか、判断がつかなかった。そういうことを判断する指針を、『規範意識』という。だが、たしぎの場合は、他の人々よりも間違いなく、それについての”直感”が鋭かったのだ。『海軍＝正義』という、安易な図式をただ信じてそこまでやってきた。普段の内省が足りないだけで、このことについて深く考えて向き合う時間さえ作ることが出来れば、こういう人間は、必ず答えを導き出す。こういう葛藤を覚える人間は、自分に厳しく、自分の気持ちに嘘をつかない素直さを、持っているという証拠なのである。
Vアニメ「ワンピース」15周年記念！15の名場面で綴る感涙PV
※画像は以下の参考文献から引用しています。
この記事は2009年に書いたものです。とても未熟な時期に書いたものなので、いずれまた修正いたします。またこの記事は運営者のワンピースに対するリスペクトの想いから書いていますが、もしこの画像の著作権が問題になる場合は、画像をすぐに削除いたします。