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『ダイヤルM』 レビュー(感想)と考察

『ダイヤルM』

ポスター画像出典:『Amazon

 

 

 

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『レビュー(感想)と考察』

1954年公開の『ダイヤルMを廻せ!』のリメイク作品で、あの時代の女優四天王グレース・ケリーの名作の一つだ。だが、当時の映画は必ずしも現代人に通用しない。『その時代の熱』だけで勝負しているものもあるから、熱が冷めた70年後の今、引いてしまうところがある。

 

ダイヤルMを廻せ! - Wikipedia

 

その意味で、同じ四天王のヘプバーンというのはすごい。『ティファニーで朝食を』や『ローマの休日』は今観ても感情を揺り動かすし、その他の映画でも難しいミュージカルや盲目の人の演技をするなどして、他の女優からも模範にされるほどである。

 

グレース・ケリーはすぐに引退してモナコ王妃になったが、彼女も中々の役者だ。『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』を観れば分かるが、彼女もヘプバーンに負けない信念の人だったということがわかる。その中で『ダイヤルMを廻せ!』というのはサスペンスとして中々面白かった。やはり色々な個所で古さは見えるが、その時代にしてはよくやっていると思わせるだけのクオリティが揃っている。

 

では今回のリメイクはそれを超えられるか。結果は、面白い。

 

リメイクとは思えないほどのレベルアップした緊張感と臨場感を、マイケル・ダグラスが作りだしている。彼はこういう雰囲気を作るプロだ。『フォーリングダウン』でも『ウォール街(ストリート)』でも『ゲーム』でも『ブラック・レイン』でも、彼の迫真の演技は光っている。

 

その意味で、54年の映画ではグレースケリーの名前が一番上に来ているが、今回はマイケルダグラスの名前が一番上に来ている。彼にはデンゼルワシントンと似たような、気迫、威厳、狡猾さ、狂気を感じる。あのカーク・ダグラスの血を引いているのは伊達じゃない。

 

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