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『ザ・ファン』 レビュー(感想)と考察

『ザ・ファン』

ポスター画像出典:『ヤフー映画

 

 

 

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※検索したら『年間700本』という人が一番っぽかったから、皆様に映画への熱意をお伝えするためにとりあえずその人以上の数字を出しただけです・・

 

『レビュー(感想)と考察』

狂気でしかない。デニーロが『ケープ・フィアー』で魅せたじわじわあふれ出す狂気と、『カジノ』で魅せた理路整然的に、虎視眈々と自分の立てた計画を進めていく冷静な狂気。そして『タクシードライバー』で魅せた観客を混乱させる信じられた正義。それらで積み上げた圧倒的な実力が、このストーカーだかフーリガンだか、とにかく何らかの一線を越えた『熱狂的なファン』のおやじの奥行きを深くしている。

 

そしてそれはただ、デニーロという役者だから感じるある種の錯覚ではない。本当にこのキャラクターが、『ただのファンではない』のだ。そして同時に『ただの狂人』でもない。本当に彼自体に、奥行きがあるのだ。その奥行きが、この映画を単なる野球映画やホラー映画の類に留めない。この男は一体どういう男だったのか。我々は最後、自問することになるだろう。

 

 

『この映画のジャンル』

狂気、哀愁

 

『その他映画コンテンツ』