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『晩秋』 レビュー(感想)と考察

『晩秋』

ポスター画像出典:『ヤフー映画

 

年間735本の映画鑑賞の経験があり、コロナ前には13年間連続で毎週映画館で映画を鑑賞!3000本以上の映画を観た映画好きが、映画の紹介をさせていただきます!

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※検索したら『年間700本』という人が一番っぽかったから、皆様に映画への熱意をお伝えするためにとりあえずその人以上の数字を出しただけです・・

 

『レビュー(感想)と考察』

現代人はあまりなじみがないキャストばかりで、若き日のイーサンホークを知っているくらいという人が多いだろう。私も同じだ。だが、この映画の2年前の1987年の『月の輝く夜に』でアカデミー助演女優賞を受賞したオリンピア・デュカキスや、老衰している主演のジャックレモン、そして息子のテッド・ダンソンといった軸にいる人物らがいい味を出しているので、渋いテーマであっても、中々見応えがある作品となっている。そこは、スピルバーグが関与しているだけあるということか。

 

この映画ではむしろ、今一番知名度があるイーサンホークの方がガキっぽい演技である。明らかに彼以外のキャストが重大な役割を担っている。この世界には不思議な現象がある。『人間にとって重要なのはインテリジェンス(知性)。だが、人間が必要とするのはインフォメーション(情報)』という事実があるのだ。

 

その現象になぞってこの映画を説明するとこの映画は、『人間が必要とするのはエンタメ(娯楽)。だが、人間にとって重要なのは映画(教訓)だ。』ということになるだろう。地味だが、心温まるいい映画である。

 

 

『この映画のジャンル』

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