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『わたしはロランス』 レビュー(感想)と考察

『わたしはロランス』

ポスター画像出典:『公式サイト

 

年間735本の映画鑑賞の経験があり、コロナ前には13年間連続で毎週映画館で映画を鑑賞!3000本以上の映画を観た映画好きが、映画の紹介をさせていただきます!

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※検索したら『年間700本』という人が一番っぽかったから、皆様に映画への熱意をお伝えするためにとりあえずその人以上の数字を出しただけです・・

 

『レビュー(感想)と考察』

性同一性障害は、『性別不合』と言われるようになった。同性愛は、性的倒錯という精神疾患に位置付けられていた。同性愛は、1960〜70年代の非病理化運動を経て、1987年に国際的診断基準から削除され、精神疾患とは見なされないようになった。

 

だが、未だに理性が強い論理的な人間たちは『彼ら・彼女らの実態』について、断言することはしていない。『時代』は受け入れる体制が主流だ。だが、『真理』はどう存在しているか。男と女、オスとメスが向き合うことで子や種が生まれる。そうして繋いできたことで、我々すべての生命は存在している。『人工授精』という選択肢もあるが、それは前提として男性がいることが条件だし、男同士の場合は妊娠はできない。

養子という選択肢もある。世界には親がいない孤児も大勢いる。需要と供給は多くの場合で成り立つ。だが、もしこの世界から人間のほとんどがいなくなり、残された人間全員が性別不合の場合、どういう選択肢を取ればいいだろうか。

 

絶滅するべきか。何かを我慢して種を遺すべきか。人間が美男美女に見とれる理由は何か。そして、『その対極』とはどういう存在か。我々はその対象たちにも、見とれるのか。見とれないなら、それは一体なぜなのか。

 

何が問題なのか。何が引っ掛かるのか。何を主張していいのか。何が自由なのか。多様性を主張して思想がぶつかり、テロや戦争が起きるということは、一体どういうことなのか。真理とは、何か。この手のテーマに触れた時、シンプルに、『共感』するだけの人もいるだろう。だが、私の場合はいつも、真剣である。

 

 

 

『この映画のジャンル』

性別不合

 

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