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『メッセージ・イン・ア・ボトル』 レビュー(感想)と考察

『メッセージ・イン・ア・ボトル』

ポスター画像出典:『ヤフー映画

 

年間735本の映画鑑賞の経験があり、コロナ前には13年間連続で毎週映画館で映画を鑑賞!3000本以上の映画を観た映画好きが、映画の紹介をさせていただきます!

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※検索したら『年間700本』という人が一番っぽかったから、皆様に映画への熱意をお伝えするためにとりあえずその人以上の数字を出しただけです・・

 

『レビュー(感想)と考察』

40代を過ぎた大人の男女からすれば、案外楽しめる作品かもしれない。その年になると切実に迫りくる問題が多くあり、10代ではその重さを理解できないからだ。20代でもまだ希望に満ち過ぎている。経験豊富な人なら30代でもいいが、この映画を理解するためには、やはりある程度の経験を積む必要がある。

 

そうじゃないと、例えば父親にポールニューマンがいるということ自体に気づけないだろう。彼がまたいい味を出している。モーガンフリーマンもそうだが、名作の影にはそうして陰で作品を支える縁の下の力持ちのような人がいる。『踊る大捜査線』の和久さんなんかもそうだ。あれの場合、彼が亡くなった後の作品を観たが、虚無だった。和久さんがどれほどあの映画の根幹に必要だったかを思い知ったものである。

 

人生は色々ある。だが、その後も、生きていかなければならない。そんな哀愁の味を知った大人たちは、この映画にいつか辿り着くかもしれない。この海岸に打ち上げられた手紙のように。

 

 

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