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『マリリン・モンロー 瞳の中の秘密』 レビュー(感想)と考察

『マリリン・モンロー 瞳の中の秘密』

ポスター画像出典:『ヤフー映画

 

年間735本の映画鑑賞の経験があり、コロナ前には13年間連続で毎週映画館で映画を鑑賞!3000本以上の映画を観た映画好きが、映画の紹介をさせていただきます!

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※検索したら『年間700本』という人が一番っぽかったから、皆様に映画への熱意をお伝えするためにとりあえずその人以上の数字を出しただけです・・

 

『レビュー(感想)と考察』

わずか36歳でこの世を去ったマリリン・モンローの没後50年を経て初公開された直筆の手紙や日記をもとに、彼女の知られざる内面にスポットを当てた人物ドキュメンタリー。映画界の伝説上の人物はそう多くない。よく『早死にすれば伝説となる』と言われるが、それも確かに事実である。この若さで死んだ彼女のまた、早死にのそれが伝説に大きく影響しているだろう。

 

個人的に、当時、1950年程度のことだろうか。その当時は『枕営業』など当たり前で、マリリン曰く、『私がやらなくても、誰か他の女の子が喜んでやって、役をつかみ取っていたわ』というセリフが、印象的である。

 

だが彼女が孤児院にて性的虐待及びネグレクトで支配された養家へ連続して送られていた過去があることを考えると、彼女がセックスシンボルとして世の男性からそのような視線を常に向けられることは、ストレスと鬱症状を引き起こす原因以外のなにものでもなかっただろう。

 

彼女関係の作品をいくつか見ても、直接的に『~という理由で彼女は鬱になり、嫌になって自殺した』とか、そういう風な描写をしているものは一つもない。だが、『一つもない』からこそ視聴者側の想像力に委ねられているわけで、彼女の太く短い一生を、真剣に内省したいと考えるのである。

 

 

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