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『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』 レビュー(感想)と考察

『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』

ポスター画像出典:『ヤフー映画

 

年間735本の映画鑑賞の経験があり、コロナ前には13年間連続で毎週映画館で映画を鑑賞!3000本以上の映画を観た映画好きが、映画の紹介をさせていただきます!

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※検索したら『年間700本』という人が一番っぽかったから、皆様に映画への熱意をお伝えするためにとりあえずその人以上の数字を出しただけです・・

 

『レビュー(感想)と考察』

映画史最大の開発地獄に陥った作品のひとつとして悪名高く、ギリアムは19年間の間に9回映画化に挑戦してその都度失敗した。そして、今回も残念ながら名作とは言えない展開で終わった。

 

まず、主演を務める予定だったのが最初ジョニー・デップだったというところから、もう『型落ち』の印象がぬぐえない。アダムドライバーは名優だが、まだ彼の位置にはいない。そのジョニー・デップが本当に現場に来て、要素の確認をしている映像が、『ロストインラマンチャ』というドキュメンタリー映画にちゃんと映っている。

 

これは

未来世紀ブラジル
Dr.パルナサスの鏡
ゼロの未来

 

と並んで、彼の『迷作』シリーズ入りする作品となるだろう。だが、かのスタンリー・キューブリックは、自身の監督作品である『博士の異常な愛情』の続編を考えた時、監督としてギリアムを考えたというのだ。『フィッシャーキング』や『ラスベガをやっつけろ』も面白いが、このままでは彼の名作は『12モンキーズ』だけになってしまう。何とかこの作品を超える映画を作ってもらいたい。

 

 

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