Contents|目次

『アバウト・シュミット』 レビュー(感想)と考察

『アバウト・シュミット』

ポスター画像出典:『Amazon

 

年間735本の映画鑑賞の経験があり、コロナ前には13年間連続で毎週映画館で映画を鑑賞!3000本以上の映画を観た映画好きが、映画の紹介をさせていただきます!

運営者

※検索したら『年間700本』という人が一番っぽかったから、皆様に映画への熱意をお伝えするためにとりあえずその人以上の数字を出しただけです・・

 

『レビュー(感想)と考察』

ジャックニコルソンにはもっとクレイジーな役を演じてほしいのだが、彼はもう高齢で、ショーンコネリーのようにもうすぐいなくなってしまう。2022年現在、2010年の『幸せの始まりは』以降の映画がないので、85歳の彼の寿命もわずかとなってしまっているだろう。

 

その前に『最高の人生の見つけ方』でモーガン・フリーマンと名作映画を作った。その前は『ディパーテッド』だ。私が知る限り彼の一番の映画は『カッコーの巣の上で』よりも『バットマン』よりもこれである。

 

シャイニング』、『ア・フュー・グッドメン』もいいが、私が観たい彼はディパーテッドのような彼だった。その意味で、こうして彼が高齢者の役を演じるのを見ると、残念な気分になる。それは、北野武が『アウトレイジ』でどんどん活舌が悪くなっていくのを観てしまうのに近い感覚だ。彼らのような鬼才をもっともっと観続けたい。そういう気持ちが、高齢者の彼らを受け付けないのである。

 

それがまずの第一印象だ。だからこのような普通の男の役にも、『その狂気』の影を見ながら観ることになる。私はこの映画の内容というよりは、彼がいなくなることの惜しさの方が頭の中を駆け巡ってしまう。

 

 

『この映画のジャンル』

哀愁

 

『その他映画コンテンツ』