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『MILES AHEADマイルス・デイヴィス 空白の5年間』 レビュー(感想)と考察

『MILES AHEADマイルス・デイヴィス 空白の5年間』

ポスター画像出典:『映画.com

 

年間735本の映画鑑賞の経験があり、コロナ前には13年間連続で毎週映画館で映画を鑑賞!3000本以上の映画を観た映画好きが、映画の紹介をさせていただきます!

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※検索したら『年間700本』という人が一番っぽかったから、皆様に映画への熱意をお伝えするためにとりあえずその人以上の数字を出しただけです・・

 

『レビュー(感想)と考察』

様々なジャズの天才たちが描かれる映画があって、彼が描かれる映画がないのはおかしい。ジャズ好きのタモリも惚れるジャズ界の天才、マイルス・デイビスの伝記である。だが、これは後年の彼を描いていて、ジャズの帝王だった時代は少し過去の話になっている。主演のドン・チードルは映画『ALI アリ』のオーディションを受けた際、脚本家のクリス・ウィルキンソンからマイルス・デイヴィスを演じるよう勧められたという。

 

マイルスの血縁の者からも強い勧めがあったようで、ドン・チードルは彼のはまり役だったようだ。

 

だが、アメリカではもしかしたらその『空白の5年間』が気になったかもしれないが、偉人映画としてまず王道の枠で撮って欲しかった。『Ray』も『Bird』もそうだ。同じく天才ジャズミュージシャンと言われたチェット・ベイカーの伝記映画『ブルーに生まれついて』にはマイルス・デイヴィスが少し登場するが、同じ天才でもマイルス・デイヴィスは世界レベルだから、『後年』である必要はあまりないように見えた。

 

チェット・ベイカーとマイルス・デイヴィスは仲が良かったらしい。白人だから人気があるとマイルスが少し穿った目で見ていたらしいが、実際には仲が良かったという。そういう天才同士の絡みなど、マイルス視点でもっと彼の人生を覗きたかったのが本音だ。

 

 

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