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『マダム・イン・ニューヨーク』 レビュー(感想)と考察

『マダム・イン・ニューヨーク』

ポスター画像出典:『Amazon

 

 

 

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年間735本の映画鑑賞の経験があり、コロナ前には13年間連続で毎週映画館で映画を鑑賞!3000本以上の映画を観た映画好きが、映画の紹介をさせていただきます!

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※検索したら『年間700本』という人が一番っぽかったから、皆様に映画への熱意をお伝えするためにとりあえずその人以上の数字を出しただけです・・

 

『レビュー(感想)と考察』

インド映画の中ではかなりおすすめできる良質な作品で、インド映画の特徴のダンスシーンの挿入はあるが、ミドル・ミュージカル映画を観ていると思えばいい。ミュージカルまで行かないが、という演出だ。主演のシュリデヴィは、1970年代から1990年代にかけて活躍した、インド映画界の伝説的人気女優だというが、我々はそれを知らない。だが、確かにこの優良な映画を観た後にその話を聞くと、実力と伴っていることが分かる。

 

ロストイントランスレーション』ではアメリカ人が『言葉の分からない国(日本)』で感じる孤独を描いたが、この場合はインド人が英語を喋らないといけないという状況で、孤独を感じるわけだ。つまり私はこの映画を通して(いや、なんで英語に合わせないといけないんだよ)という、ある種の反発心を覚えるのである。

 

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確かに英語が世界共通言語という考え方が広く浸透しているが、それはまだ正確な答えが出ていないものだ。『いや、お前が日本語喋れよ』と思うのだが、それは言い過ぎなので言わない。しかし、あっちはそう言ってくるわけだ。

 

単純にこの映画の女性の立場に共感を覚える女性や、外国人は大勢いるだろうが、私の場合はもっと根幹の、初期設定になぜか完全に固定されている『英語を喋らなければならない』という強迫に、首をかしげる。ドイツ語、フランス語、ロシア語、中国語、韓国語、スペイン語。世界には様々な言語がある。異文化交流系の映画を観るといつも私の思考は、違うことを考えている。

 

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