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『マスク・オブ・ゾロ』 レビュー(感想)と考察

『マスク・オブ・ゾロ』

ポスター画像出典:『ヤフー映画

 

 

 

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『レビュー(感想)と考察』

舞台となる時代はメキシコの歴史として重要な1821年。『メキシコ独立』である。スペイン領植民地であったメキシコ(ヌエバ・エスパーニャ)の独立に向けた戦争(1810年 – 1821年)が終わり、独立を宣言した年だ。アメリカが1776年だから、アメリカから50年遅れでここメキシコも独立することになる。

 

その間に、ベルギー、ニュージーランド、リベリアなど、いくつも独立が行われているから、この時代の流れとしては、『イギリス、スペイン、フランス』といった圧倒的な力を振りかざしていた強者に対抗し、人々がより平等な人生を求めるようになる情勢があったわけだ。だが、まだスペイン領がある。そこで、『サンタ・アナ』と呼ばれる実在するメキシコの軍人がこの映画の水面下で革命を起こすわけだが、あくまでもこの映画の主役は『怪傑ゾロ』。ゾロはサンタ・アナとは違った角度から、メキシコの街を救う活動をしていた。

 

『たかが映画』と私は甘く見るところがあって、以前は映画を見る前になんでわざわざ知識を入れなければならないんだ、とするところがあったが、やはりこうして作品の時代背景を知っておくとおかないとでは、映画の奥行きに雲泥の差が出る。

 

『なぜゾロは戦うのか』とか、どうして敵が存在するのか、という意味が見えてこないと、ただのどこにでもある勧善懲悪系の単純な戦いごっこに見えて終わってしまう。名優アンソニーホプキンス、製作総指揮にスピルバーグがいるだけあって、これはなかなかの名作である。

 

『レジェンド・オブ・ゾロ』

続編の『レジェンド・オブ・ゾロ』も同じように面白い。時代背景的にもここまでなら何も不自然ではない。これ以上伸びていくとゾロの必要性が問われるので不自然だが、問題はない。

 

 

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