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『ナタリー』 レビュー(感想)と考察

『ナタリー』

ポスター画像出典:『 』

 

 

 

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※検索したら『年間700本』という人が一番っぽかったから、皆様に映画への熱意をお伝えするためにとりあえずその人以上の数字を出しただけです・・

 

『レビュー(感想)と考察』

恋愛映画に興味がない私が見て面白いと思う映画である。正直、動画配信サービスで観ていくマイリストに恋愛系があると、ちょっと(外れか)と思ってしまう。だが、実は今まで大きくため息をついたことがないのだ。

 

観てよかった。やはり映画は最後まで観なければ分からない。映画のTwitterのフォロワーの方は、私がたまに怒るのを見ている。その理由の100%は『黒いものに触れた時』。例えば、姪や甥の前では汚い言葉さえ一度も言ったことがない。足を引っ張ったり、揚げ足を取ったり、陥れようとしたり、見栄を張られたり。人生で『純粋』が何かを知ったからこそ、その対極を嫌うようになった。

 

彼女もまた、『アメリ』のように繊細で純粋な世界以外は受け付けることができない。いや、アメリとはまた少し事情が違うのだ。

 

ポスターの後ろに映る冴えないオッサンがいる。最初、半笑いで佇む彼を見て、笑いをこらえられなかった。それは長い間ずっと続くことになる。だが、気が付けば彼の『純粋さ』に心を奪われてしまっているのだ。男の私が。

 

いつの間にか、傷ついた彼女の心の隙間にさりげなく座っている。何もしないんだ。ただ座っている。この映画で我々は、『愛』を知るのだ。『純粋な愛』ではない。愛が元々、純粋なのだ。

 

 

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