『王の運命 -歴史を変えた八日間-』
ポスター画像出典:『映画.com』
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※検索したら『年間700本』という人が一番っぽかったから、皆様に映画への熱意をお伝えするためにとりあえずその人以上の数字を出しただけです・・
『王の運命 -歴史を変えた八日間-』(おうのさだめ れきしをかえたようかかん、原題:사도(→ 思悼))は、2015年に韓国で公開された歴史映画。監督は『王の男』、『ソウォン/願い』などのイ・ジュニク。主演はソン・ガンホ、ユ・アイン[1]。
監督 | イ・ジュニク |
---|---|
脚本 | チョ・チョリョン イ・ソンウォン オ・スンヒョン |
製作 | オ・スンヒョン ソン・チャンヨン |
出演者 | ソン・ガンホ ユ・アイン ムン・グニョン チョン・ヘジン |
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『どんな人におすすめ?』
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- 新しい目線で考えさせられたい!
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- ファミリーで安心して観たい!
- 歴史や実話で学びたい!
『レビュー(感想)と考察』
朝鮮時代を描いた韓国映画は、彼らが描かなければ世に出ないので、それだけで貴重だ。時代は1728年頃の李氏朝鮮(1392-1897年)。時の国王は16代国王英祖(ヨンジョ、えいそ、1694年10月31日 – 1776年4月22日)である。『尚衣院-サンイウォン-』や『逆謀~反乱の時代~』で描かれた時代と同じだ。基本、韓国が描く朝鮮映画は、時代が被らないように、潰し合わないように配慮されている様子があるが、彼の場合は朝鮮王朝の歴代君主中最も長生きした君主であり、在位期間もおよそ52年間と最も長かったため、その作品も多くなる。
英祖は遅くに生まれた息子を(セジャ/後継者)に育て上げようとするが、思惑通りには育たなかった。そして確執が生まれる。wikipediaにはこうある。
1762年。老論派が糸を引いた羅景彦が世子の非行を英祖に奏上した。英祖は羅景彦を死刑に処する一方、李愃を廃して米櫃の中に閉じこめ、李愃は8日後に飢死した。
つまり、彼ら親子の確執が手伝って、悲劇の死を遂げてしまった息子がいたのだ。英祖と正祖という2人の名君の間にあって、非業の死を遂げることになった荘献世子は、現代では歴史のミステリーとして韓国国民の興味を惹いているという。ちなみに、この時に死去した思悼世子の墓を、楊州から水原の顕隆園(隆陵)に移して、その周囲に城壁や塔、楼閣や城門を築いて防護を固めたものが、現在世界遺産にも登録されている水原華城(スウォンファソン)である。
これは私が実際にそこに行った時に撮った水原華城の写真である。
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