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『評決』 レビュー(感想)と考察

評決

ポスター画像出典:『映画.com

年間735本の映画鑑賞の経験があり、コロナ前には13年間連続で毎週映画館で映画を鑑賞!3000本以上の映画を観た映画好きが、映画の紹介をさせていただきます!

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※検索したら『年間700本』という人が一番っぽかったから、皆様に映画への熱意をお伝えするためにとりあえずその人以上の数字を出しただけです・・

 

評決』(ひょうけつ、原題: The Verdict)は、1982年製作のアメリカ映画シドニー・ルメット監督作品。医療過誤訴訟を主題とした法廷もの。初老の弁護士を演じたポール・ニューマンの演技が高く評価されている。

 

監督 シドニー・ルメット
脚本 デヴィッド・マメット
原作 バリー・リード
製作 デイヴィッド・ブラウン
リチャード・D・ザナック
製作総指揮 バート・ハリス
出演者 ポール・ニューマン
シャーロット・ランプリング
ジャック・ウォーデン
ジェームズ・メイソン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

『どんな人におすすめ?』

  1. 美男美女ったら美男美女!
  2. 気軽に、楽しく、爽快に!
  3. 新しい目線で考えさせられたい!
  4. 熱い絆やドラマで感動したい!
  5. 名シーン・怪演が見たい!
  6. 可愛い動物や大自然が見たい!
  7. ファミリーで安心して観たい!
  8. 歴史や実話で学びたい!

『レビュー(感想)と考察』

平和に貢献したくて警察になった。正義を守りたくて弁護士になった。人を救いたくて医者になった。だが、現実は違う。平和は永久に訪れないし、弁護士が守れない正義があり、医者が救えない命がある。何年も、何十年もそういうこの世の中で息をしていると、いつの間にか当初の夢や希望や信念は薄れてしまうものである。たとえ本人は忘れたつもりがなくても、忙しければどうだ。お金に追われればどうだ。

 

衣食住に国民の義務。この世界に完全に蔓延している社会制度と経済的事情は、この世界で生きる人々のそれを忘れさせる。『7つの習慣』にあるマトリックスで考えるとわかりやすい。

 

マトリックス
画像

 

第一領域は、まるで『脅迫』だ。第三領域は、自分にとって本当に有意義だろうか。第四領域は、逆に言うとこれは『時間に支配されている』。それに反発しようとして、そこから逃げることで自由を得ている感覚になっているだけだ。

 

最も重要なのは『第二領域』である。『タイムリミット』、『緊急性』、つまり『時間』に支配されない唯一の過ごし方。『時間』と最良の向き合い方をする『第二領域』の人生。これが出来るかどうかが問われている。主体的にこれを意識をしなければ、大勢の人や時の流れといった大きな河の流れから、抜け出すことは出来ない。

 

さて、今回の主人公も第一領域に追われ、第二領域に目を向けることを忘れてしまっていたようだ。だが、このまま終わるのか。このまま人生を終えて本当にいいのか。かつて心底で燃え上がった男の信念が、人生の黄昏時を迎えたその時、男の心を揺り動かした。

 

 

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