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ルフィ『魚人島はおれのナワバリにするからな!!!』

『取締役になれる人 部課長で終わる人』 には、自主、自律、責任を大前提として、ネアカ、向上心、行動力、見識。 どういうポテンシャルを持った人間が取締役、 つまり人の上に立つべく存在にふさわしいかが書いてある。 例えば、

『もう俺は取締役になったのだから、 よやく社長椅子に腰を深く据え、 あぐらをかいて成功者としてふるまうことが出来る。』

という人と、

『よし。ようやく自分の好きなようにやれるときがきた。 ここからだ。 ここから自分が本当にやりたいことが出来るんだ。』

 

という人では、雲泥の差があるのだ。当然前者は、部課長を抜けたといっても『一時的』である。私なら『一時的』なのに思い上がっていたことを、恥じて後悔する。『成功者』などという図式に甘んじて、 思い上がり、見下していた自分に、悔いを残す。どういう人間がリーダーに相応しいか、 人の上に立つに相応しいか。『エゴチズム(自己中心主義)』の害悪に蝕まれた人間には見えない。 彼らの目は、『盲目』だからだ。

 

『おう待ってろ!! おれもお前に用ができた お前なんかに危なくて預けられねェ ”新世界”でお前をブッ飛ばして!!! 魚人島はおれのナワバリにするからな!!!』

 

『プロフェッショナル・マネージャー』の巻末に、ご存じユニクロこと、 ファーストリテイリング社長、柳井正がこう書いている。

『根拠のない自信に満ち溢れたエゴチストほど、 異業種交流会に積極的に参加しないといけないと主張し、 いくつもの交流会にかけもちで参加する。 成功したベンチャー企業の経営者は、なぜか業界団体に集い、 人脈を広げると称して、夜の会合やパーティに好んで出席する人が少なくない。 だが、異業種交流会も、 お客様や社外の人間と接することの少ない内側の仕事をしている人にとっては、 ときには必要だと思うが、やりすぎても効果は無いだろう。

 

”人脈”といっても、その人が自分を信頼していくれるという状況にならない限り、 人脈があるとはいえない。 人脈をつくるには、自分の本業に専念することで信頼してもらうしかない。 本業で結果を出せば、全然知らない人でも、訪ねれば会ってくれるし、 どんな質問にも答えてくれるものだ。 エゴチズムの真の害悪は、抑制されない個人的虚栄心が高進すると、その本人が 自分自身の為にこしらえた賛辞を信じ込むようになる。 そして自分自身と虚栄心の中にのめり込んで、他人の感情への感受性を失ってしまう。 常識も客観性も失われる。 そして意思決定の過程を脅かす厄介者となる』

 

とにかく『膨張』と『成長』は違い、 『支配』と『支援』は違うのだ。

 

 

Vアニメ「ワンピース」15周年記念!15の名場面で綴る感涙PV

※画像は以下の参考文献から引用しています。

 

一言

この記事は2009年に書いたものです。とても未熟な時期に書いたものなので、いずれまた修正いたします。またこの記事は運営者のワンピースに対するリスペクトの想いから書いていますが、もしこの画像の著作権が問題になる場合は、画像をすぐに削除いたします。