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チャールズ・ケタリング『問題をきちんと述べられれば、半分は解決したようなものだ。』

名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!

ふむ…。

運営者

考察

例えば『掃除』で考えてみる。『ADHD』という『掃除が出来ない病気』があるが、彼らはこういう行動をとる。部屋中に少し物が散乱していて汚れている状況だ。片づけるために、一度洋服をたたみ、それを後ろに置く。少し身体を右に向け、そこにある洋服をたたみ、またそれを後ろに置く。また右に向けて、同じことをする。

 

また右。

 

また右だ。

 

すると、最初にたたんで後ろに置いた、洋服の前に辿り着いた。それをもう一度たたみ直して、後ろに置いてしまう。これを半永久的に繰り返す

 

半永久的

 

理解出来なくて当たり前だ。これがADHDという病気の症状なのだ。健常者であればそういうことをしないことは誰にでもわかる。さて、そうはいっても『健常者』の中にも『掃除が出来ない人』は大勢いる。なぜ出来ないのだろうか。彼らは口を揃えてこう言う。

 

どこから手を付けていいか…。

 

つまり『どこから手を付けるか』が述べられる人は、掃除が出来るということなのである。

 

私はかつて、『掃除が出来ない人』だったが、今は『掃除の人』である。掃除を甘く見てはいけない。理路整然とした思慮を持つためには、整理整頓された部屋が望ましい。部屋が汚れた人間の思慮は甘く、物事に未練がましく、先延ばしにする傾向があり、射幸的で、主体性を失いがちになる。つまり、『放っておいても誰かが何とかしてくれる』という甘えが、骨の髄にまで浸透してしまう可能性があるのだ。私がそうだった。そして、私の部下が現在進行形でそうだ。

 

掃除をしたり、計画を立てて旅行したり、仕事を企画して進めたり。これらは全て、建設的な人生の役に立つ『修行(トレーニング)』だと思った方が良い。企画し、計画し、どこから手を付ければいいかを理解するようになれば、もう、歩くべき道への『はじめの一歩』を踏み出したのと同じだ。

 

例えば部屋の中をブロックに分けて、それをA~Eまでの5か所とする。まずはAブロックから掃除をし、何なら5日間かけてじっくりやったっていい。Aブロックで掃除した物が違うブロックに行ってしまって、結局片付かないという事態に発展させないために、段ボールを用意し、そこに不用品と使用品に分けて分別して収納してしまう。どちらにせよすべて段ボールに入れるのだ。

 

段ボール

 

B,C,D,Eと同じことを繰り返す。すると、段ボールだらけになり、部屋は閑散とする。そして、不用品をそのまま処分し、使用品の段ボールの中から、また好きなように部屋を装飾していけば良い。このように、『計画』を立てることさえできれば、後は『それを遂行するだけ』になる。チャールズ・ケタリングの言う様に、それだけでもう、半分が解決するのだ。

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

 

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