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大山倍達『体の坐りが悪いと、顔の据わりも悪い。それは、自信と集中に欠けている証拠だ。』

名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!

ふむ…。

運営者

考察

私は10代前半の頃と、20代を過ぎてからでは顔つきが違う。それは簡単である。その前に、10代前半の頃と、5歳以下とを比べればいいのだ。もう、顔つきも何もない。意志や意識がほとんどないのだ。フワフワしていて、情緒不安定。泣いてばかりいて、排泄もままならない。相手が眠いとか、迷惑がかかるとか、そういうことも気にしない。自分の権利だけを主張し、かまってもらうことが当たり前だと思っている。

 

しかし時は経ち、様々な教育のカリキュラムを通して精神が成熟し、物心もついた頃、自分の芯となる規範意識や、信念が芽生える。あるいは恐怖心や、憎悪という様々な感情の要素に振り回されるようになる。自我と本能の乱立。欲望の衝動は常に自分の身体を揺り動かすし、善悪、真偽の判断も、自分の頭で考えるようになってきて、葛藤することが増えて来る。

 

まだまだ不安定だ。断固として確立していない。そんな時代が、10代前半の頃だ。目に覇気がない。抱えているテーマや試練があまりにも多すぎて、その処理に困っているのだ。的確な解決策も見当たらない。考えても考えても、答えが出ないし、周囲の大人も教えてくれないか、あるいは周囲が間違っている。

 

そりゃあ、フワフワするだろう。何しろ、周囲が虚ろなのだ。それらのテーマ自体が、虚ろなのだ。私の例で言えば、『宗教を強要する親』、そして『宗教という虚ろなテーマ』。こういう、フワフワした周囲に囲まれ、私の精神が地に足が付くことは無かった。

 

 

それゆえに道を踏み外すことも一度や二度ではなかった。衝動に支配され、愚かなこともやった。その時の私の顔つきは当然、『虚ろ』そのものだ。やっている行動も支離滅裂で、まるで筋が通っていない。『カオス(混沌)』だ。秩序がなかった。しかし当時はその『生のカオス』に従うことが、自分らしく生きることだと思っていたのだ。

 

そんな時代を経て、それから更に10年という月日が流れた。その間に、たくさんの精神修行があった。精神的なこともそうだし、剣道やボクシングもやって、心身ともに鍛え上げることを常に念頭に置いた。いつの日からか、私と目を合わせただけで、相手が目を逸らすようになっていた。かつては、私が逸らしていた時代もあったことを思い出すと、なんともいえない不思議な感覚だ。きっと、通った道のりでついた自信が、滲み出ているのかもしれない。

 

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

 

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アダム・スミス『大同のそばでひなたぼっこをしている乞食の有する安心感は、もろもろの王様が欲しても得られないものである。』 カルロス・ゴーン『優先順位の低いことをいくら上手にやっても、それは時間、才能、労力、資源のムダになってしまう。』 司馬遷『良賈は深く蔵して虚なるが如し。』

 

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