上杉謙信『心に欲なき時は義理を行う。』
日本の武将 上杉謙信(画像)
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考察
心に欲がなければ、義理堅くなれる。だが、心に私利私欲、煩悩があれば、『不義理』を行う。
平常心、克己心。
それらでもって、制するのだ。悪しき心の実態を。
聖書における『ヘブライ人の手紙』には、『父が子供を叱るとき』について、こう書いてある。
『神が自分の聖性を子に与えようとしているのだ』
つまり人間には『聖性と魔性』の両面がある。
その内、父が子を叱った場所には『愛(聖性)』が宿り、『魔が刺した』人間には『罪(魔性)』が宿っていることになる。
だとしたら、見えて来るのは『聖性を優位にし、魔性を劣位にする』ということで、そこにあるのは、魔性と聖性の真剣勝負である。
更に言えば、昨今一部の狂信者が世界を騒がせているが、イスラム教における『ジ・ハード(聖戦)』とは、何も人を惨殺することを許可する、という凶悪な概念ではない。『神の為に奮闘する』ことを意味し、つまり、その『神』というものは、しばしば『愛、真理』と『=』であると考えられるわけで、例えば、『人に裏切られ、殺意を覚えた』というとき、そこに現れるのは間違いなく『魔性の疼き』であるわけだが、しかし、それを聖性の力で劣位にさせよう、という『闘い』こそが、この『ジ・ハード(聖戦)』なのである。
『魔が刺す(差す)』ということは、ここでいう『私利私欲、煩悩』に頭を支配されたときである。 そういうときに『不義理』を行い、そうでないときに『義理堅き』行動に出れる。
常に『聖性』を優位にし、『魔性』を劣位にする。この発想で、間違いない。腸内環境と一緒だ。
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著者:一瀬雄治(Yuji ichise.)
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14.『人の評価に依存することの愚かさを知れ。依存しないなら強い。』
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15.『人間が戦うべき相手は外にはいない。『内』にいるのだ。』
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上杉謙信『心に欲なき時は義理を行う。』
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