100年予測
■著者:ジョージ・フリードマン
この本をどう読むかだ。普通に、識者の注目に値する予想図として見てもいい。だが、もう一つの見方はこの著者が『アメリカ人』であるということ。また、そのアメリカ人である彼が存命中、テロがあったこと。イスラム諸国との対立があったこと。他の国のことを評価して読者を『偏った人』と評価させない手法を使い、もしかしたら別の意図があるかもしれない。私はあまり予測には興味がないので、そのぐらいの適当な気持ちで読んだ。ノストラダムスもマヤのそれとは一線を画すだろうが、あれらも、あれだけ騒いでおきながら、今では完全になかったことにされている。まあ、またいずれ読もう。