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乾燥昆布・ひじきが口臭予防になる?めかぶやもずく等の『海藻』がすごい

乾燥昆布を使って唾液を出そう

下記の記事に『ガム法』というガムを使って口臭を抑えるための、唾液分泌法を紹介しました。つまりこういうことですね。

 

STEP.1
ガムをボールのように丸めたまま、噛まずに舌の上に常においておく
 
STEP.2
『ガムのボール』をかまない限りは異物として認識されるため、反射的に吐き捨てようとして、水のような唾液が分泌される
 
STEP.3
その唾液によって口臭予防ができる
 緩衝能を煽って中性にし、再石灰化をさせることもできる。

 

 

記事では主に『キシリトール100%の硬いガムを食後45分の間に食べる』を推奨していますが、このような方法で唾液を出す方法もあるわけです。この『ガム法』と同じような方法があります。それが『乾燥昆布』を使った口臭対策です。

 

『気になる「臭い」がみるみる消える100のコツ―ワキ、足、口の臭いから生活臭、服の臭いまですっきり』にはこうあります。

だし昆布を口に入れて唾液分泌を促進 口臭や口の乾燥を防ぐ!

 

口臭の原因となる雑菌を洗い流す唾液。その唾液の分泌を促す方法はいろいろあります。食べ物を口の中に含ませるのもその一つです。そこでおすすめなのが『だし昆布法』です。これは、1×2㎝くらいのだし昆布を口に含むという方法。だし昆布を口に入れると、『異物』があると認識して舌は昆布をコロコロ転がします。その刺激によって、唾液もどんどん出てくるのです。

 

 

全く同じ考え方ですね。ただ、先ほどのガム法と比べると、こちらの方がより優れた口臭対策かもしれません。

 

だし昆布法のポイント

ポイントを挙げてみましょう。

 

  • 昆布をかみ砕かずに口中に含み続け『異物』と認識させ続けること
  • 水分を少量含むことでさらに唾液の分泌が増える
  • ガムと違って食べられる
  • 昆布に含まれるミネラルが口臭対策になる

 

最初はガムと同じですが、『水分を少量含むことでさらに唾液の分泌が増える』というところは、だし昆布ならではの現象です。さらに、『ガムと違って食べられる』のもいいですね。動作を見られたくないような環境で、いざというときには食べてしまえば証拠隠滅できるわけです。

 

ミネラルの力で余分な舌苔と乾燥を防ぐ

更にミネラルですが、『ヨード』が舌粘膜の新陳代謝を高め、弱った舌の表面を回復させ、余分な舌苔をつかなくさせます。また、『キサンティン、クロロフィル』といった脱臭作用のある成分も含まれています。更に、『アルギン酸、ヒアルロン酸』が、その保湿作用によって口の中の乾燥を予防します。

 

昆布の栄養と口臭に与える影響

ヨード 舌粘膜を強化し、余分な舌苔をつかなくさせる
キサンティン 脱臭作用
クロロフィル 脱臭作用
アルギン酸 保湿作用によって口の中の乾燥を予防
ヒアルロン酸 保湿作用によって口の中の乾燥を予防

 

これらの口臭対策は、ただでさえ周りの人に気づかれにくい対策なのに、更にその上からマスクをするのであれば、より一層ひっそりと行うことができます。マスクにはそういう利点もあるということですね。

 

 

口腔内の酸性化も抑える

『もう、口臭で悩まない!』にはこうあります。

アルカリ性であるため飲食後の口腔内の酸性化もブロックできます。ガム法に準じて『だし昆布』などのひとかけらを口の中に噛まないで保留しておくことで、唾液分泌を促進しつつ保湿できるので、緊張時口臭対策としても有効な方法です。

 

このだし昆布法は口臭対策としてとても有効な手段の一つと言えるようです。またこの『アルカリ性であるため飲食後の口腔内の酸性化もブロックでき』という部分ですが、食事をすると口の中は酸性になります。ではここで、虫歯になる流れを見てみましょう。

 

STEP.1
ミュースタンス菌が口に入る
 
STEP.2
飲食物の糖分を分解し、グルカンというネバネバした物質を作る
 歯の表面に張り付いてプラークを形成する。
STEP.3
菌が増殖するとバイオフィルムと呼ばれる膜となり歯を覆う
 歯ブラシも抗菌剤も太刀打ちできないほどの強固なバリア。
STEP.4
この絶好の環境の中でミュースタンス菌は糖分を餌に酸を作り、放出し続ける
 
STEP.5
この酸がエナメル質を少しずつ溶かし、歯の表面に穴が開いて虫歯となる
 
STEP.6
エナメル質は人体で最も硬い組織。
 

 

もう一つの流れがこうですね。

 

STEP.1
食事をして口の中が酸性になる
 
STEP.2
エナメル質からミネラル分が溶け出す『脱灰』が起こる
 脱灰が始まるのはpH5.5より下がったとき。
STEP.3
本来は『緩衝能』という唾液の力によって『再石灰化』が行われる
 これによって脱灰した部分が修復される。
STEP.4
しかしあまりにも一日に脱灰が頻発すると再石灰化が間に合わない
 結果的に修復が間に合わず、穴が空きやすくなる
STEP.5
虫歯になる
 

 

口の中が酸性になって脱灰が起きます。本来は唾液の力によってそこで再石灰化され、脱灰した部分が修復されるのですが、あまり口の中が酸性に傾いたままでいると、その再石灰化が間に合わず、穴が空きやすくなって、虫歯になるわけです。そうなると穴の開いた場所に歯垢が溜まって口臭が出やすくもなりますから、口の中はあまり酸性のままにしたくないわけですね。

 

 

先生

つまりだし昆布はアルカリ性のミネラル豊富な海藻だから、口臭対策として口の中に入れておくものとして最適だということだね!
なるへそ!

ハニワくん

 まとめ✔
  1. だし昆布を口に入れれば唾液が分泌され、口臭や口の乾燥を防げる。
  2. 水分を少量含むことでさらに唾液の分泌が増える。
  3. ミネラルの力で余分な舌苔と乾燥を防ぐ。
  4. アルカリ性のため口腔内の酸性化もブロックし、虫歯予防になる。

 

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