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ブッダ『口先だけの人間を、まさか友人だと思っているわけではあるまい。』


ブッダの言葉


仏教の開祖 釈迦(画像

 

いきなり核心を突くが、口先等の表層上だけを見て、(あの人はいい人だ)と思ったり、あるいはその逆で、(あの人は悪い人)だと思うのは、自分が『偽善者』である証拠ではないだろうか。

 

なぜそう言い切れるのか。自分の生きてきた人生で、そういう人が往々にしていい人、悪い人だったのか、あるいは、自分がそう思い込みたいのか、綺麗な景色だけを見たい願望があるのか、とにかく言えるのは、そこに相手の生きてきた人生の都合が、考えられていないということである。

 

もしかしたら相手は、自分が想像もできないくらい理不尽な人生を強いられてきて、深い混沌の闇に毒されて苦しんできたのかもしれない。そうじゃないかもしれないが、そうかもしれないのだ。それなのに、なぜ表層上だけで相手を判断したのだ。それは、自分がこの世を、人間を、わかったようなつもりになって、いい気になっているからではないだろうか。

 

善い人に見えて、実際は、闇に覆われた人間の人生には無頓着。自分の足を引っ張るそういう人間は邪魔でしかなく、ましてや理解するつもりなど毛頭ない。そう思って生きてきたから、『触らぬ神に祟りなし』だったから、善い人を演じられていて、しかも無責任に軽薄に、相手も同じような人生を送ってきたと思い込んだ

 

だからこそ、相手の口先が微笑ましいものなら喜んで、相手の口先がまがまがしいものなら嫌悪した。自分がそうだからだ。

 

自分なら『微笑ましいことを言うときは、相手に好意がある』し、『まがまがしいことを口にするときは、忌み嫌っている』からだ。だが、もしその相手が、捻じ曲げられた教育を受けていたら?そう考えたら、表層上のことなど当てにならない。それは、異国人でも異文化の人間でも同じことだ。重要なのは表層上ではない。『心』がどう在るかである。

 

 

参照:長部経典『六方礼経』

 

※これらの言葉は参考文献や史実に基づき、オーナーが独自の見解で超訳し、自らの生きる糧、自らを戒めるため、内省の為に日々書き留めたものです。史実を正確に把握したい方は正当な書物をご覧ください。

著者:一瀬雄治 (Yuji Ichise)

 

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