うつの症状チェック項目『思考力の低下』

うつ病かどうかはどうやって判断すればいいの?

色々ありますが、『思考力の低下』があれば、うつ病の可能性も疑った方がいいかもしれません。

先生

思考力の低下が見られる場合があれば、うつ病の可能性もあるね!だけど、可能性があるだけだよ!誰だって毎日思考力が低下するでしょ、そんなの!一つのサインとして見ていこう!
更に詳しく知りたい人は、以下の記事を見るっす!

ハニワくん

思考力の低下が見られる場合があれば、うつ病の可能性もある

  • 考えがまとまらない
  • 考えが進まない
  • 頭がぼーっとする
  • もともと自分が頭が悪いから

 

などといった、思考力の低下が見られる場合があれば、それはうつ病の可能性もある。

 

 

もちろん、

 

 

の記事同様、別にこれに当てはまるからといって、いちいち騒ぎ立てる必要はない。こんなこと誰にだってよくあることである。しかし、一つのサインとしては確実に見るべきポイントである。それに、上にも出ているように、

 

  • 意欲の低下
  • 否定的な言葉を口にする
  • 思考力が低下する

 

といったサインが全て出ていれば、これはやはり注意する必要がある。

 

思考力の低下は、

 

  • 集中の困難
  • 興味や関心の低下
  • 記憶力の低下

 

といった変化としても現れる。このような症状が見られた場合は、そこにあるのは『ある種のうつ』であることは間違いないだろう。それが、軽度か、重度かということは当然あるが、うつの分類になることは間違いない。

 

 

先生

集中力の低下、記憶力の低下などが出れば、うつ病のサインだね!だけど当然ながら、そんな症状が少し出たくらいでうつ病なら、全人間がうつ病だからね!あくまでも一つのサインとして参考にするっていう感じだね!風邪の症状の一つみたいな!
ふむ!

ハニワくん

この章のまとめ
  • 集中力の低下、記憶力の低下などが出れば、うつ病のサイン。
  • だが当然、そんな症状が少し出たくらいでは、うつ病とは断定されない。

吃音症とうつ病

例えば私の部下は、まず『吃音症』というどもり、黙り込む、という症状を出す精神病にかかっている。これは、調べると『保険が効くれっきとした病気』となっているため、そう言うことにしている。

 

私は最初、この吃音症という病気を知らなかったから、この『怒られると30分ぐらい平気で黙り込む部下』に対し、殺意を抱いたことさえある。電話のときが特にひどくて、電話で黙り込まれると、目の前でやれれるよりもはるかに『おちょくられている』という気持ちになってしまい、何度も何度も激昂したのである。

 

だが、調べると、『まさにそれこそが吃音症の症状だ』と出ていて、その時私は、(ああ、これはある種の病気なんだ)と思って、少し肩の荷が下りたのを覚えている。

 

その吃音症だが、実はこの病気は、うつ病、あがり症同様、『セロトニンの枯渇』が原因だとされている。『あがり症に大きな影響を及ぼすセロトニンという脳内物質とその役割』にも書いた様に、セロトニンが枯渇すると気持ちはうつになるわけだから、吃音症は、うつ病とも無関係ではないのだ。

 

その部下はまさに、

 

僕は一生現実逃避をして生きていきます。

 

だとか、

 

僕は一生道具でいいです。

 

という信じられない言葉を発して、目を下に向けたことがある。そしてそれからしばらく経って、仕事の感想文を書けと指示されたとき、

 

感想文が書けない。

 

という、正常の人間では到底考えられない言葉を発した。普通に生きて、仕事をしていれば、何らかの感想文は書ける。だが、それを『書けない』と言うあたり、彼の脳内には完全にセロトニンが枯渇していて、ある種のうつ症状が出ていたということになりそうだ。

 

 

そして、『集中力が欠けてしまってどうしようもない』と言ったり、これはつい最近でも未だにそうなのだが、自分の興味があること(遊び、漫画、スポーツニュース等)の前向きさや記憶力はいいくせに、自分の興味がないこと(仕事、学び、哲学等)については、記憶力が激減し、あるいは全く興味を示さない。

 

これはもう完全に、

 

僕は自分のやりたいことだけをやって生きていきたいので、仕事も学びも、難しい壁にぶち当たるようなことはストレスなので、やりたくもないし、意欲も出せない

 

と言っているのと同じであり、正直、単なる『ろくでなしの馬鹿』である。

 

 

他人に対してはここまで厳しく言うつもりはないが、部下だから言わせてもらう。私には責任がある。もしどうしても本当に彼の限界がここまでなのであれば、もちろん彼のペースに沿った人生のプランを提案するが、彼は入社したころはまだ22歳だった。そして今は30歳だ。20代のうちに、彼の人生を決めつけ、彼のペースに合った人生を提案していたのでは、私も教育者として、いささか無責任である。

 

しかし、ついには年齢も30歳を超えるようになってきた。実は、この部下はいまだに『自分のやりたいこと』と『そうでないこと』に対する差別が激しく、 まことにふがいないばかりである。彼が後数年間、本当にこのままそうした人生を続けるのであれば、お互いが別の道を行き、それぞれのペースに合った人生を選ぶつもりだ。

 

  • 意欲の低下
  • 否定的な言葉を口にする
  • 思考力が低下する

 

というサインは、うつの症状だ。しかし、そのうつの原因は、本当に『甘え』ではないだろうか。ちなみに部下は、幼少期の頃に事故で兄を亡くし、以来、親に『生きていてくれればそれでいい』という育て方をされた。

 

先生

この部下と向き合ってから、かれこれ10年ほど経つよ!やはり、10年間向き合ってから言えることがあるんだ!向き合う前までは、『病気だからやらなくていい』とは言えなかったからね!だけど10年やってみて、本当に変わらないところは何一つ変わってないんだ!
これからどうするんすか?

ハニワくん

先生

『縁を切る』という最後の教育をしようと思ったけど、条件が変わって、また一緒にやることになったんだ!だからこれを機に、もう彼のことは『病人だ』と思って接することにしたよ!今までは、健常者として接してきたからだね!
それで10年やってダメだった。たしかに、もうその二つしか選択肢が残って無いっすね!吉報を待つっす!

ハニワくん

この章のまとめ
  • この部下の人生を無駄にしない様、参考にするべき。

 

IQ

I drew illustration. Thank you!

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IQ

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