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『ジョンQ -最後の決断-』 レビュー(感想)と考察

ジョンQ -最後の決断-

ポスター画像出典:『映画.com

 

 

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ジョンQ -最後の決断-』(じょんきゅう さいごのけつだん、原題: John Q)は、米国2002年に製作された映画日本での公開は2002年11月23日。

アメリカの医療制度保険制度の問題を風刺したヒューマンドラマ。

 

監督 ニック・カサヴェテス
脚本 ジェームズ・カーンズ
製作 マーク・バーグ
オーレン・クールズ
製作総指揮 マイケル・デ・ルカ
アヴラム・ブッチ・カプラン
リチャード・サパースタイン
出演者 デンゼル・ワシントン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

『どんな人におすすめ?』

  1. 美男美女ったら美男美女!
  2. 気軽に、楽しく、爽快に!
  3. 新しい目線で考えさせられたい!
  4. 熱い絆やドラマで感動したい!
  5. 名シーン・怪演が見たい!
  6. 可愛い動物や大自然が見たい!
  7. ファミリーで安心して観たい!
  8. 歴史や実話で学びたい!

『レビュー(感想)と考察』

最初にこの映画を知ったときは、まだ20歳やそこらか、その程度だった。その時の私の頭の中は欲望でいっぱいだったから、映画を観るとして刺激的なもの。何も考えなくていいものがメインだ。だからこの手の映画は自然と自分の身から遠ざけてしまっていた。だが、心底の声は言っていた。本当はこういう映画を観るべきだと。映画を真剣に観ることができるようになった今、再びこの映画と真剣に向き合うのだった。

 

この映画は『教訓』映画でもある。その理由はアメリカ人ならすぐに理解できることだろう。切実な悩みだからだ。だが日本人がこの映画を教訓映画と位置付けるためには勉強がいる。アメリカの医療事情についてである。実はアメリカでの自己破産の原因第一位は、医療費の未払いなのだ。国民皆保険が適用されない彼らは、すべての治療に保険を効かすことができない。だからこそこうした事態に発展してしまうことも、いささか非現実的とは言えないのである。

 

命を救いたいと思って医者になった者が、いつの間にかこの国のシステムに支配され、大儀を忘れてしまっていた。この映画に出てくる『本当の医者』とは、一体誰のことだと思うか。

 

 

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