名言を自分のものにする

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“ゲイ”ジュツ


最近、“ゲイ”と芸術についての関係性を無視できなくなってきた。


 

個人的に私は、ゲイは生理的に受け付けず、大好きな『ONE PIECE』のキャラである、あのイワンコフですら好きになれないという現実があるが、差別をするつもりはないので冷静に分析したい。

決定的だったのが、最近判明された、『モナリザ男説』である。
(※当然所説に過ぎないが)
芸術界の巨匠、レオナルド・ダヴィンチの恋人を描いたとされていたあのモナリザが、女性ではなく、男性であった可能性が高いということなのだ。以前読んだ、『クリエイティブクラスの世紀』では、海外の企業はゲイの技術に重きを置いているということが書いてある。

日本のそれにも、IKKOや假屋崎といった、“美”の世界で大成功を収めている人間が多い。

ミュージック界としても、日本人は平井堅や槙原のりゆき等カミングアウトをしていない人間も多いが、
(※これも所説にすぎない)
海外ではあのエルトンジョン、そして『ラストクリスマス』でもおなじみのジョージマイケル、ミックジャガーに、Queenのフレディーマーキュリー等、どれも歴史に残る超大物クラス、かつ一線を画した才能を発揮するアーティストでばかりである。


あの三輪明宏も、その芸術性がわかる代表的な人間であり、やはり彼らには、突出した芸術性が備わっていることが多いことがわかる。

 

それと、私がここに付け加えたい見解は、その芸術性は“ゲイ”だけに限らず、“アブノーマルな性癖”かつ、“本能に正直”な感性を持っている人間が、その対象なのではないかと睨んでいるのだ。

 

まずこの時代を生きる日本人として挙げたい人間に、『松本人志』がいる。彼の存在がなければ、今の芸人の自由奔放な芸風スタイルはあり得なかったはず。彼と関わりのある芸人たちは皆どこかしら彼の影響を受け、無意識にでも彼の真似をしてしまうことは、『ダウンタウン病』とも言われている。

 

関西の芸人は追従し、関東の芸人は対抗してしまう。それほどの影響力を持っているのが、松本人志なのである。

 

今や、決して絡むことはない、いわゆる“ライバル関係”にある『とんねるず』の石橋貴明は、あるときこう言った。

『松本人志という人間と同じ時代に生まれたことは、人災だ。』

 

彼の感性は典型的な“天才型”であり、『風俗』や『アヘン』というギリギリの言葉ですら笑いに変えてしまうのだから、彼の考え方は、アーティストである。

 

そして、あの天才ギタリスト、“ジミヘン”こと、ジミヘンドリックスだが、彼は軍隊にいるとき、よくマスターベーションを仲間に見つけられていたという。状況が状況だから仕方がないとは思うが、理性よりも本能が圧倒する人間が、天才的な生きざまを送っていることが多いように見受けられることが、多々あるのだ。

 

ナポレオン・ヒルの著書『成功哲学』には、こう書いてある。

 

性衝動を他の創造的なエネルギーに転換する方法を知っている人は幸せです。
ナポレオン・ヒル博士は、成功者の研究によって、次のことを明記しています。
1.偉大な成功を収めた人は、強い性欲の持ち主であった。
なおかつ、その性衝動をうまく転換する技術を自らの経験で学んだ人でもある。
2.莫大な財産を築いた人や文学、産業、芸術、あるいは専門分野で名を成した人々は、何らかの形で女性の影響を受けた人々である。
─抜粋

 

やはり、性の力と突出した芸術とは、なにかの関係があるのではないだろうか。
究極的な根源に、マズローの5F、
“Fighting(闘争)”、
“Fooding(食欲)”、
“Flocking(群れる)”、
“Freeing(逃走)”、
そして、“Fucking(性欲)”。
人間はこの5Fに支配されて生きているという考えがあるが、この問題は、人生で自己実現をしようと思ったら、見て見ぬふりはできなさそうだ。

 

 


by:一瀬雄治 (Yuji Ichise)
サルベージエンタープライズ株式会社代表取締役社長。
1983年、東京都生まれ。


“ゲイ”ジュツ

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