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サラ・ティーズテイル『来るものは最大限に利用し、去るものは最小限に関わる。』

名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!

運営者

ふむ…。

考察

例えば、『物』はどうだ。車や、家電や、観葉植物。これらが我が手元に来た時、言うまでもなく『最大限に有効活用しよう』と思うだろう。そして、去るときはどうだ。なるべく『処分費を最小限にしたい』と思うだろう。それだけを考えても、最初から人間は別に、そういう損得勘定で動く生き物だ。自分に利益があるか、損害が出るか。こういった損得勘定を軸にして、人生を生きているはずである。

 

2,500年前、孔子という人物がいた。

 

孔子

 

孔子は、一人一人が利他的になり、礼を重んじて徳を積み、仁を得ることが出来れば、この世に法律や刑罰などは必要ないと考えた。儒教の考えは『徳』による支配の為、支配者がしっかりしていれば法律など必要ないと説いている。

 

 

だが、それに異を唱えたのは韓非子である。人間は孔子の言うような高潔な存在ではない。『利己』に走り、損をすることを回避しようとする。それが人間の本性というものである。従って、法律によって刑罰を整えれば、人はそれを回避しようとして、犯罪を予防できる。法さえ完備していれば、国の秩序は保たれるとして、法の重要性を説いたのだ。

 

韓非子

 

人間は損得勘定で動く生き物だ。私の本音は孔子と同じだが、しかし実際には韓非子の言っていることが当たってしまっているのが現実なのである。それは人間関係でも同じだ。仕事仲間もそう。友人もそう。結婚と離婚もそう。最初は当然、その出会った相手から得られる恩恵を最大限に受けたい。それが、金なのか、スキルなのか、愛なのかは様々だが、だがそれが本音だ。そして、別れるときはその『ダメージ』を最小限にしたい。気まずさ、確執、金銭トラブル、精神的な問題から体力的な問題まで、それで自分が受けるダメージを、最小限にしたい。それは相手も同じだ。つまり、これは『人間』の話である。

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

 

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