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柳井正『一般のアメリカ人はそもそもユニクロを知りません。また、モールの中の一店舗じゃ目立たないから話題にもならない。戦略が間違っていたのです。』

名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!

ふむ…。

運営者

考察

『ユニクロは今回、ニューヨークのソーホーに店を出しました。おかげさまで全米メディアの話題にもなり、売上も上々です。以前ニューヨーク郊外のショッピングモールに出店して失敗しました。大失敗でした。一般のアメリカ人はそもそもユニクロを知りません。また、モールの中の一店舗じゃ目立たないから話題にもならない。戦略が間違っていたのです。』

 

 

『戦略』というものは非常に重要である。例えば今回の話である様に、既に認知されている店が立ち並ぶショッピングモールにおいて、得体のしれないブランドのショップが入っていても、興味本位的な発想でしかその店を選ばない。客の大体は、その他に目当てのショップが最初からあって、そこに行って、後のショップは景色として流れていくだけで記憶にも残らない。

 

私もそうだ。モールに行く際は、知っている店があるかどうかをチェックし、そこに一目散に行く。もちろん目には入るが、とにかく知らない名前ならなおさら、素通りしてしまって終わりである。どうせ買い物をするのだからと、失敗したくないからだ。

 

成功率の高い、『今までの店』に行った方が早いのだ。もしかしたらその店にはもっとニーズに合ったものがあるかもしれないが、それでも無意識に『お馴染みの店』に行ってしまうのが、人間の心理である。そういう細かい条件や要素が複雑に絡み合って、広告に失敗して、他の店に埋もれていき、機会損失を起こす。こういうことは多々あることであり、それは柳井正の言うように、ズバリ、『戦略ミス』なのである。

 

例えば、『レッドクリフ(赤壁の戦い)』における、ある一コマだ。天才軍師、周瑜と、同じく天才軍師、諸葛亮孔明は、圧倒的な群を率いる敵対国、『魏(ぎ)』の国に対抗するために、知恵を絞って突破口を切り開いた。周瑜は、『メタの世界』を操り、偽の情報を掴ませ、敵をかく乱させた。諸葛亮孔明は、『草船借箭の計(そうせんしゃくせんのけい)』によって、相手の矢を実に5万本盗んだ。

 

こうした緻密な戦略がなく、真正面から『圧倒的な軍を率いる敵対国』に突っ込んだ場合、どうなるだろうか。不利な状況を有利に変えるのも『戦略』一つだ。失敗したのなら、単純に戦略ミス。そういう発想を持ちたい。

 

 

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

 

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