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三島由紀夫『男性は本質を愛し、女性は習慣を愛する。』

名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!

ふむ…。

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考察

ドイツの劇作家、グラッペは、

 

と言ったが、この言葉とリンクするだろうか。そこにも書いている様に、このテーマについて言う時、『階段を登ることに使命を覚えるのが男』で、『”踊り場”の休息に生きがいを感じるのが女』、だという風に表現してきている。

 

女は『停滞』し、『踏みとどまり』、『瞬間を愛し』、『刹那に恋をし』、男は『向上』し、『真偽を問い』、『是非を見極め』、『愛に死ぬ』。男は、女のそういう習性に、価値を見いだせない。女は、男のそういう修正に、首をかしげる。男も女も、同じ『人間』という種族で同類ではあるが、『凸凹』の文字通り、その形は違い、そこでずれが生じ、そういう行き違いが起きる。

 

もっと家族との時間を大事にしてよ!

別にそんなことにこだわる必要なくない?

 

と女。

 

仕事をするから家族を養えるし、この家に住めるんだ!

なぜ無意味なことにしか夢中になれないんだ?

 

と男。グラッペの『深く見る』は、ここでいう『本質を愛する』という部分とリンクしそうだが、その場合『遠くを見る』が、『本質』と『習慣』のどちらに当てはまるかを考えると、やはり『本質』の部分に当てはまりそうだ。『習慣』は『遠い』という印象ではない。よって、『遠く』と『深く』を分けた時、『深く』は一見すると『本質を見極める』と考えがちだが、『遠く』が出ている以上、

 

『深く=より濃く=濃密に』

 

と捉えられるわけで、それは『今この瞬間を満喫する』ということ、つまり『踊場での休息を生きがいとする』という解釈が、やはり的を射ていそうだ。踊場での休息=毎日の習慣だ。同じ毎日。他愛も無い毎日のひと時だが、そのひと時が何より幸せなのだ。いつまでも階段を登り続けるのは酷だ。苦労ばかりするのが人生ではない。笑ったり、食事したり、家族でゆっくりすることは、さしずめ『命の洗濯』である。

 

 

そして、

『遠く=高潔に=木よりも森』

 

と捉えられるわけで、それは『階段を登り続けることに使命を覚える』印象に他ならない。男は何かこう、燃えたぎる使命や、大義、信念の様なものに突き動かされていて、かつてなら、畳の上で死ぬことを恥とした時代があったほどである。

 

人間として生まれた意味は何か。このまま死んで本当に良いのか。葛藤し、疑問を抱き続け、常に野心に突き動かされ、むしろ、それを失ったら自分が男に生まれた意味が何であるかを、見失う。男は、無知と無力さを女よりも思い知るのが遅いのだ。

 

かくのごとく、男女はこうも違う。しかし違って当たり前だ。凸凹の絵の形が違う様に。合致させて一つになり、

 

 

となれば無敵だ。

 

 

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

 

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