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岸田秀『将来の計画でしか現実を価値づけられないのは虚しい。今を生きて、行き当りばったりでいけばいい。』

名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!

ふむ…。

運営者

考察

何しろ人は、『計画的に生きている』つもりでも、実は『場当たり的』に生きていることになる。当たり前だ。起きる現実を予測することなど出来ない。予測出来ているつもりでも、実際の部分では出来ていないことがあるのだ。

 

この世には、『カオス』というものがあって、例えば『パチンコ玉の動き』を考えてみればいい。あれは、発射の速度や、0.1ミリの衝突のズレ等によって、どれもが違う動きをする可能性があり、無限の多様性を持つ。あるいは、電車に乗り遅れそうな時、戸が閉まる寸前に電車の前まで到着したとすると、乗れるか乗れないかは大変微妙である。

 

 

そう考えると不思議なもので、そのパチンコ玉の話で言えば、現在の電動パチンコは自動的に機械が玉を打ち出すので、初速度はかなり一定に近いわけだ。古典力学で考えると初速度を与えれば、ニュートンが提唱した『運動方程式』で玉の軌道は決まるはずだが、実際は『カオス』なのである(参照 『経済物理学の発見』)そう考えると、事故、事件、トラブル、天災に巻き込まれる確率を含めた、あらゆるこの世のカオスの実態がある以上、ブッダの言う通り、

 

最初からこの世は、計画通り、思い通りにならないことを悟ることで、毎日が今まで以上に、刺激的になるだろう。

 

『将来の計画でしか現実を価値づけられないのは虚しい。今を生きて、行き当りばったりでいけばいい。』

 

ポイントは『でしか』ということだ。将来の計画自体はあっていい。だが、頑なにその計画を固守し、柔軟さがないのは『頑迷』である。計画を守る頑固さはあっていい。それがなければ目標の達成はできない。三日坊主の人と比べてそういう頑固な人は、圧倒的に目標達成率が高い。それは高く評価するべきである。

 

評価

 

だが、頑固と『頑迷』は違う。目標を固く定めて誓ったら、後は柔軟に、世の中の『流動変化』という真理に身を任せ、傲慢不遜にならないように生きていくのがいい。

 

岡本太郎は言った。

 

自分の定めた未来通りの未来が来ると思い込むのは傲慢である。頑固と頑迷の違いを理解し、柔軟に生きていくのがいい。

 

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

 

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