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与謝野晶子『人間は何事にせよ、自己に適した一能一芸に深く達してさえおればよろしい。』

名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!

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ふむ…。

考察

孔子の言葉の超訳として、

 

と書いたが、人間には一長一短がある。それについて理解し、適材適所とするのだ。それこそが『人間の最適化』である。この『人間の最適化』について、出来ていない人間が圧倒的に多い。悪気の有無に関係ないのだ。見抜けないことがよくあるのである。例えば有名なのはエジソンだ。彼は、学校の先生から『彼はおつむが弱いから』と言われ、たったの3か月で小学校を退校させられている。

 

これは『最適化』ではない。隠蔽、隠滅、妥協、挫折、放棄、失態、無知、である。つまり『適材適所』は簡単に言うが、困難を極めるのである。まず第一に、それを配置する人間に『見識』がなければならない。

 

見識

 

見識とは、物事の奥深くを見抜いて見定める能力。これが身につく人生とは、往々にして世間一般に流れる、常識の川の流れの中ではない。

 

寺山修司は言った。

 

深い深い海の底に沈み、苦しみ、悩み、そこから這い上がったものにしか、その『見識という名の真珠』は見いだせないのである。そう考えると、いや確かにそういう人間が輩出されることはよくあることではないが、逆に考えた時、今、悩み、苦しみ、辛い思いをしている人間は、憂うべきではないことがわかる。なにしろ今まさに、『見識という名の真珠』を手に入れようとしているのだ。その後の活躍ぶりが、楽しみである。

 

『人間は何事にせよ、自己に適した一能一芸に深く達してさえおればよろしい。』

 

見るべきなのは以下の黄金律だ。

 

『一つのことに集中する人間だけが手に入れられる圧倒的な力がある。』

 

自分に合った一芸に深く達する。それがもし『お金をたくさん生む』モデルでなくても気にすることはない。例えば、『四聖』に数えられる、

 

孔子

孔子

ソクラテス

ソクラテス

ブッダ

ブッダ

キリスト

キリスト

 

彼らは皆、お金を持っていなかった。いや、ブッダは王子の身分として生まれたが、29歳でその家を出て、修行僧として80歳まで余生を生きている。その他の聖人もみんな同じだ。お金がない。例えば孔子などは、スープ一杯を飲むことすらままならず、少しだけ飲んで、後は大勢の弟子にそれを分け与えたこともあった。彼らの『一芸』は、とても深く達していた。だが、その芸のモデルが、お金と直接結びつくようなものではなかった。だから彼らは大金とは縁がない人生だった。

 

スープ

 

だが、そんな彼らのことを慕う人間が、2,000年以上たった今、どれだけいるだろうか。見るべきなのは以下の黄金律だ。

 

『どれだけ生きるかではなく、いかに生きるかが重要なのだ。』

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

 

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